科学(サイエンス)、技術(テクノロジー)、工学(エンジニアリング)、数学(マスマティックス)を意味する英語の頭文字をとったもので「ステム」と発音します。

かつて必修と言われた「読み書きそろばん」の現代版のようなものであり、アメリカの学校教育や職業教育の現場でよく用いられています。一部のエリートや特殊教育で問題にされているのではなく、国を挙げての取り組みだということです。時期的には1990年代頃より注目され、次第に他国でもとりあげられ、現在に至っています。

日本の教育現場では、よく「IT」(インフォメーション、テクノロジー)とか「ICT」(ITにコミュニケーションを加えたもの)という略号が用いられますが、これが「STEM」と似た役割を果たしてきたと言えるでしょう。しかしその目的は、とりあえずパソコンやインターネットが使えるようにすることにありました。プログラミング教育に比重を置くということは、こうした、ただ道具が使えるようになるということではなく、その道具の仕組みやその道具が必要な社会のあり方についての理解が求められているということです。
つまり、プログラミング教育こそ、この「STEM」の根幹(ちなみにstemとは「幹」という意味です)にあります。STEMとは、個々の科目、個々の技術というよりは、現代社会において求められている仕事や国として目指している方向をつくるための人材に必要なスキルを全体として支える基礎力なのです。小学校でこうした基礎力、総合力を養っていこうという考えです。

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