アーティフィシャル・インテリジェンスの略語で、人工知能のことです。今AIは、コンピュータをさらに進化させる原動力となっています。人間側が出した問題に正確に答えるだけでなく、対話や類推などが可能になり、人間の思考力に近付くとともに、まるで人間とやり取りをしているかのようにふるまえるようにまで成長しています。具体的には、お掃除ロボットやスマートスピーカー、自動運転などにAIが導入されています。

元々コンピュータは複雑な計算や処理を高速かつ正確にできるようにするために開発されましたが、その後、その結果をデジタルデータとして記録(保存)することや、画面上で文章や楽曲、動画などの作成を行うこと、さらには、メールやインターネットなどコミュニケーションやネットワークにも利用されるようになり、今では仕事や暮らしに欠かすことができなくなりましたが、こうしたコンピュータの守備範囲をさらに変えようとしているのが、AIです。

人工知能の考え方は、当初は知能と言ってもかなり制限があり、オセロや将棋など、対戦型ゲームの相手役のプログラミングからはじまりました。こうしたゲームは、ルールや指し手が決まっており、計算処理の延長線上で対応可能でした。そこに「ディープラーニング」(または「機械学習」)という考え方が導入されたことにより、単に杓子定規に答えを返すだけではなく、普通の人間が行っているように、全ての情報がなくても、限られた知識や経験に基づいて、柔軟に対応することができるようになってきました。特に、十分にデータや条件が与えられていない未知の状況・状態にあっても、それなりにやり過ごせるような能力を持ち始めています。

プログラミングの見地から言えば、元々のコンピュータは厳密な質問と答えのやりとりが基本であり、間違えることが許されないものでしたが、人工知能は、正しいか間違いかではなく、持っている情報を上手に使って、現実的な対応ができるような工夫がなされています。

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