前回は「習得しやすいか」「よく使われているか」「応用が利くか」という3つの軸を基準として、プログラミング言語を選ぶのがいいと説明しました。今回はこうした基準をもとに、具体的にどのようなプログラミング言語を選べばよいのかを説明します。

スマホアプリはサンプルをまねしてつくる

パソコンで動くアプリではなくて、スマホアプリをつくりたいという人もいるでしょう。残念ながら、その場合少し難しくなります。それは特定のプログラミング言語を使わないとつくれないからです。

具体的には、iPhoneやiPadならSwift(スイフト)、AndroidならKotlin(コトリン)Java(ジャバ)を使う必要があります。こうしたプログラミング言語は少し難しめです。

(※「Java」と「JavaScript」は、まったく違うプログラミング言語です。よく、「グレープ」と「グレープフルーツ」ぐらい違うと、たとえられます。ジャバスクリプトのことを略してジャバと呼ぶと、誤解の原因になるので注意しましょう)

またスマホアプリは、自由な書き方でプログラムをつくることはできず、「決まった作法に則った形式」で書かないといけないという決まりもあるので、それを理解しなければなりません。逆にいうと、決まった作法に則った形式で書けば、プログラミング言語を理解していなくても動きます。実際、市販のiPhoneやiPadアプリのつくり方の書籍には、サンプルがたくさん掲載されていて、その通りに入力すれば動くというつくりになっているものが多いです。

ですから、こうした性質を逆手にとって、プログラミング言語の仕組みを理解してからつくりはじめるというのではなく、「サンプルを流用して、自分がつくりたいものに書き換えてみる」——たとえば、サンプルが画面に「こんにちは」と表示されているなら、それを「こんばんは」に変えてみる、サンプルが画面にひとつしか画像を表示していないなら、それをふたつ表示されるように変えてみる――など、「よくわからなくても、まずはやってみる」というように、手を動かしながら自分に馴染ませて、自然に学んでいくスタイルだと、難しいとはいいつつも、案外すんなりと習得できます。

画像: スマホアプリはサンプルをまねしてつくる

子どもは、こうした「ちょっとやってみよう」というのが得意。お子さんに素質があるなら、こうした性質を活かして、「ともかくまねして、プログラミングをはじめてみる」というのもありです。「なにかつくりたい」という原動力があれば、難しさは克服できます。

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