直訳すると「包摂」です。社会のさまざまな側面で話題になっている言葉ですが、特にICTの分野の場合、ICTが社会に浸透するなかで、そうした流れに対応できずに排除される人がいないように社会が努力することを意味します。

この世にはいろいろな「格差」がありますが、最近では「デジタル・デバイド」と呼ぶ格差が広がっています。日本語では「情報弱者」を略して「情弱」(じょうじゃく)という言葉もあるように、コンピュータやインターネット、スマートフォンを使えないと、教育においても、仕事においても、生活においても、損をします。そういう人たちにもできるだけ手を差し伸べて、社会の責任として不均衡をなくすように働きかけようとするものです。

ここで重要なのは、単なる「平等」ではなく、どのような人であれ、その多様性を否定せずに社会の一員としてお互いに認め合うことで、これからの社会のあり方として、重要な考え方として注目されています。これを「ソーシャル・インクルージョン」と言います。国籍や性別、年齢、学歴、年収、その他、人はそれぞれいろいろな違いがありますが、そうした違いを無理にひとまとめにせずに、それぞれに対応することが求められています。つまり、インクルージョンとダイバーシティ(多様性)はペアとなる用語なのです。

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