21世紀に入って科学技術、特にコンピュータとネットワークの技術の普及によって形成されはじめている社会のあり方を、コンピュータソフトなどでよく用いられる「バージョン」を使って示したもので、今目指しているのがバージョン「5.0」だということです。ただし、これは世界中で使われているわけではなく、日本独自のとらえ方です。

バージョン1.0は、狩猟社会のことです。他の動物と同じように、自然界に直接働きかけて生計をたてる社会のあり方です。バージョン2.0は、農耕社会のことです。人間の力によって自然界の生産物を制御して、より生産量や質を高めました。バージョン3.0は、産業革命以降の工業社会のことです。自然界にある資源を使って、エネルギーとして利用したり、さまざまな加工をしたりして暮らしに役立てました。そして、バージョン4.0は、コンピュータを伴った暮らし、つまり情報社会のことです。バージョン5.0もこの情報社会の延長線上にありますが、大きな違いは、人間の手によってではなく人工知能によってサイバー空間や現実世界(フィジカル空間)を統御する社会であるという点です。お掃除ロボットやスマートスピーカー、ドローンによる自動配達、車の自動運転などがその代表例です。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.