学校では教えてくれない「未来」について、イベント参加者とともに考えていく「未来の学校祭」が東京ミッドタウンで2月21日〜24日に開催されます。
ここでは、そこでどのようなことが行われるのかを、このイベントのコンセプトとともに紹介します。

今回のテーマは「ギリギリ」

アルスエレクトロニカと言えば、オーストリアのリンツを拠点に、先端テクノロジーとアートを組み合わせて社会につなぐことを目的とした機関で、日本でもさまざまなイベントを行っています。そのアルスエレクトロニカが、今回東京ミッドタウンと組んで開催するイベントが「未来の学校祭」です。

このイベントは「アートやデザインを通して、学校では教えてくれない未来のことを考える新しい場」というコンセプトどおり、最先端のテクノロジーとアートを組み合わせて、参加者も一緒に「未来を考える」ことのできる作品やワークショップなどが用意されています。

今回のイベントのテーマは「ギリギリ」。セーフかアウトか、または有りか無しかのギリギリのラインに挑戦する作品群が多く展示されています。また、作品だけでなく「エキシビジョン」や「パフォーマンス」「ワークショップ」「トーク」を組み合わせた複合的なイベントになっており、ただ見るだけでなく、参加して一緒に考えることができるようなものになっています。

以下で、主にどんな展示があるか簡単に見ていきましょう。

ギリギリ・ルーム

ギリギリ・ルームでは日常の中にあるモノを使って、それがちょっとしたことで変わってしまうギリギリのところを展示しています。

たとえば「Balance From Withinでは、ソファーがギリギリのバランスで立っており、それだけで非日常性を感じれます。

個人的には、「今日大学」の修学試が気になりました。これは近年問題になっている「人間の評価」を、アンチテーゼ的に紹介したイベントで、土曜日(23日)には、実際に試験を受けることもできます。(受かったから何かがもらえるわけではありませんが。)

画像: ギリギリ・ルーム

ギリギリラボラトリー

先端的な研究や企業の技術を使ってギリギリのプロダクトに挑戦する展示です。中でもHeteroweaveは温度に寄って色が変わる繊維が縫い込んであり、上のバーに入っているドライアイスで急激に冷やすことで、その場で色の変化を見れます。

また、女性の生殖器における感染予防のため、バクテリアを培養するFutureFloraや、自分が人工知能になることで世界をユートピアにもデストピアにも変えられるU-Topiaなど、モラルギリギリの展示も見ることができます。

ギリギリ・スクエア

ギリギリ・スクエアでは、生命と人工物のギリギリの境界を探る展示がされています。とくに「私はイルカを産みたい…」は人間がイルカを産むとどうなるか、という一見突拍子もないテーマを真剣に考える興味深い展示になっています。

本当のテーマは「トーク」や「ワークショップ」にあり

この展示ももちろんおもしろいのですが、この「未来の学校祭」は、参加者が単に傍観者になるのではなく、「みんなで未来について考えていきましょう」ということがテーマになっています。

とくに、23日にはWIREDと考える「昆虫食」のワークショップが、24日には小学生高学年以上の人たちがギリギリ・キットを使ってギリギリのアイデアを出し合うワークショップがあります。本メディアでも「ギリギリ・キット ワークショップ」については追って紹介します。

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