一貫性があり、筋道立った考えのことを指します。特に理由や根拠がはっきりとしている発言や主張のことです。「論理的思考」と訳すことができますが、一般的に言われる「論理」とは少々意味合いが違っていることに注意してください。

ここで言う「論理」は21世紀以降のビジネスシーンにおいて用いられているものであり、「論理学」という学問で説明されている「論理」とは少し異なっています。あまり厳密的な意味ではなく、感覚や思いつき、ひらめきなどで説明したり、情に訴えって説得したりしないようにすることが目的となっています。なぜならば、ビジネスの世界では、数字やデータなど、客観的な事実に基づいて、理路整然と説明することが求められており、気分や個人的な好悪で物事を決めることが望ましくないからです。

小学生へのプログラミング教育が目指すものは、単にコードが書けるようになるというよりも、物事を筋道立てて説明できるという、このロジカルシンキングを磨くこととも言えます。「クリティカルシンキング」も参照してください。

一方、学問としての「論理学」は、非常に古くからあります。そのルーツは2400年ほど前にまでさかのぼります。古代ギリシアの哲学者アリストテレスが体系としてまとめあげたことによって、その考え方が長期にわたって引き継がれていきました。一度はヨーロッパからイスラム世界に移入し、ヨーロッパではその伝統が途切れたこともありますが、その後、逆輸入され、今では世界的に通用する考え方として定着するようになりました。特に、19世紀の後半頃からは、演算記号を用いることによって近代的な「記号論理学」が成立し、以降、記号論理学の知見を応用してプログラミングが生まれたのです。

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