子どもにiPhoneを与えたところで、やはり危険なコンテンツは観て欲しくないもの。そこで今回は「コンテンツとプライバシーの制限」項目について説明します。

《Column》複数の「パスワード」や「パスコード」を適切に管理しよう

iPhoneには「○○のパスワード」「△△のパスコード」など、さまざまな名で呼ばれるパスワード(※注)が複数存在していますが、「子どものためのセキュリティ」を守るには、これらを適切に管理することが不可欠です。以下で、iPhoneで利用される主なパスワードを簡単にまとめておきます。

※ iPhoneでは、「文字数列」の場合は「パスワード」、「数列」の場合は「パスコード」と呼ばれますが、以下では「パスワード」で統一します。

1.端末の「パスコード」

iPhoneのロックを解除したり、重要な設定変更をする際に要求される、iPhone利用時にもっとも使用頻度が高いパスワードです。「Touch ID」の指紋認証で代替可能な場合が多いですが、指紋認証に失敗した場合や、端末の起動時には端末の「パスコード」が要求されるため、このパスワードは端末利用者、つまり子ども自身に教えておく(覚えてもらう)必要があります。

2.「Apple ID」の「パスワード」

主に「App Store」や「iCloud」など、Apple社が提供するiPhone用サービスを利用する際に必要となるアカウント「Apple ID」のパスワードです。「Apple ID」(とそのパスワード)は、iPhoneの初回設定時には頻繁に要求されますが、日常の利用シーンでは、有料アプリ購入やApp内課金などを除けば、あまり要求されることはありません。

アプリのインストールを許可している場合は、端末利用者=子ども自身が知っておく必要がありますが、そうでない場合には、お金が絡むサービスで要求されることが多いパスワードですから、子どもには知らせないほうがいいでしょう。

3.「スクリーンタイム・パスコード」(親のパスコード)

「子どものためのセキュリティ」の要となるiPhoneの「スクリーンタイム」機能専用のパスワードで、「4桁の数字」で設定します。「スクリーンタイム」機能の設定変更や、制限の一時的緩和などに必要で、iPhone画面上では「親のパスコード」と表記される場合もあります(※注)。

「スクリーンタイム・パスコード」を子どもに知られてしまうと、「子どものためのセキュリティ」は完全に無力化されてしまいます。「4桁の数字」でセキュリティ強度が弱いため、誕生日や記念日など類推されやすい数字は避け、定期的に変更するなど、子どもに知られないよう厳重に管理する必要があります。

※ 「iOS 12」以前は「機能制限用パスコード」と呼ばれていました。

4.「SIMカード」の「PINコード」(SIM PIN)

iPhoneの端末本体ではなく、「SIMカード」(正確には「UIMカード」)に設定されるパスワードです。端末起動時に「SIM PIN」を要求するよう設定が変更可能で、この設定変更をすると、「SIMカード」が盗難に遭った場合の不正利用を防げます。なお、この設定変更をした場合には、「SIM PIN」を子どもに教えておく必要があります。

ちなみに、通常利用される「SIM PIN」は、正確には「PIN 1コード」で、「SIMカード」には「PIN 1コード」以外に、電子証明書などを扱う際に利用可能な「PIN 2コード」(セキュリティPINコード)と呼ばれるパスワードも設定可能です(※注)。

※ 「au ICカード」(auのSIMカード)の場合は、「PIN 1コード」「PIN 2コード」に加えて、「デジタル署名」などに利用可能な「署名PINコード」も設定できます。

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