ASU GSVは教育と労働についてのイノベーションサミットです。そこでlittleBitsの創設者でもありCEOのアヤ・ブデールは、女の子のためのよりよい学習環境について話をしました。

「ASU GSV」は、世界有数の教育と労働についてのイノベーションサミット。2019年のイベントはカリフォルニア州サンディエゴで開催され、4,700人以上の教育関係者、起業家、投資家が集まりました。

littleBitsの創設者でもありCEOのアヤ・ブデール(Ayah Bdeir)も参加。Landit(キャリアアップを目指す女性のためのサービス)、Syndio(職場での賃金格差を無くす運動をしている会社)、Flockjay(求職者のためのオンラインアカデミー)、Vantage Point(VRを使ったアンチセクシャルハラスメントトレーニングを提供)などのリーダーと一緒に、女の子のためによい学習例を提供することについて、パネルディスカッションしました。また、スタートアップ企業がどのように「equality(平等)」と「empowerment(エンパワーメント)」を生み出しているかを詳しく説明しました。

Snap the Gap。 私たちのミッションを実行に移す

littleBitsでは、製品開発のプロセスの最前線に常に「equality(平等)」と「empowerment(エンパワーメント)」があります。それはなぜでしょう?

今日、アメリカの科学や工学に携わる84%は白人またはアジア系男性です。しかし、小さいころは男の子も女の子も、運動場で平等に競争します。高校でも、標準化されたテストで同じように評価されます。それでも小学4年生になるまでに、STEMに対する女の子の関心は低下しはじめるのです。

オモチャ屋さんを見てみると、いまだに青い棚とピンクの棚にオモチャが分けられています。性別によるオモチャの分離は、それらに興味をもっている子どもたちがそのオモチャで遊ぶことを妨げるだけでなく、女の子に対して「創造性と共感を促すオモチャで遊ぶべき」、そして男の子には伝統的に「STEMと関連した空間推論スキルを磨くオモチャで遊ぶべき」、というメッセージを暗示することになります。

littleBitsは、社会が子どもたちに「男の子はこうであるべき、女の子はこうであるべき」という概念を与えるのではなく、女の子が自分たちのパッション(情熱)に従える製品づくりを意欲的に行っています。

私たちは、女の子をサブではなく、メインのユーザーとして扱っています。なぜなら彼女たちに、ものづくりや発明はとても楽しくワクワクすること、そして世界にはそれを実現可能にする場所があることを伝えたいと思っているからです。私たちは、製品にジェンダー中立性のデザインを求め、男の子と女の子の両方に興味関心を起こさせる発明を常に考えています。

先日、「Snap the Gap(ギャップを埋める)」と呼ばれる新しいプログラムを立ち上げました。これはSTEMの男女格差を埋めることを目的としています。私たちは、女の子によりよい学習事例を提供するためには、統計をとって報告し問題を認めるだけでなく、それ以上の行動を起こす必要があると信じています。そして私たちlittleBitsが行動を起こした結果が「Snap the Gap」です。Snap the Gapについての詳細はこちらにあります。

先生たちが洞察を行動に変える方法

先生たちは、よりよい学習の機会を提供、特に女の子にとって重要な役割を果たすことができる立場にいます。もし先生たちが洞察から行動に変えたいと思うなら、創造性、問題解決、批判的思考などを奨励する新しい教材を教室に持ち込めばいいのです。

littleBitsのCEOであるアヤは、いろいろな講演やパネルディスカッションに参加し、先生たちについて以下のようなことを発見しました。

  • 先生は学生の平均学力を向上させ、そして学生のエンゲージメントを高める教材を探している。
  • 先生は他の先生を頼って、どんな教材を使うか決めている。
  • 先生は学生にクリティカル・シンキング・スキルを促進する方法を探している。

そこでlittleBitsでは、学生を育てたいと思っている先生たちを応援します。私たちのカリキュラムは、アメリカの教育指導要領(Common Core State Standards for Mathematics and English Language Arts)と次世代のサイエンススタンダードに準じています。いくつかのコーディングや科学のカリキュラムは、コンピュータサイエンス教員協会の標準、インターナショナルテクノロジー、エンジニアリングのテクノロジーリテラシーの標準、ナショナルコアアーツスタンダードに合わせて作られています。

画像: 先生たちが洞察を行動に変える方法

教室にlittleBitsを導入することで、学生の学力エンゲージメントが向上するでしょう。それだけではなく、創造性や批判的思考を育てることにも真剣に取り組んでいます。学生が複雑な問題を考えるときに、小学生などに教えるときに使う科学的モデル「インベンションサイクル」を通して、STEMを追及するよう奨励しています。littleBitsのインベンションサイクルは、社会に出た際に非常に役に立つ「トライ&エラー」「失敗」「繰り返し」「チームワーク」などの問題解決力をサポートしてくれるでしょう。

次の世代のリーダーを

ASU GSVが私たちに教えてくれたことは、私たちが正しい方向に向かっているということです。「女の子にもっとよい学習事例を提供する方法」についてディスカッションすることで、私たちの意識はより高まりました。littleBitsの製品開発プロセスとSnap the Gapのようなプログラムで行動を起こすことによって、私たちは見違えるほどの成果を生み出しています。そして私たちによって、先生たちの学生のサポートが可能になれば、積極的に次世代を担う、影響力のあるリーダーを育てることにもつながるのです。

By Allie VanNest

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