ピクサー・アニメーション・スタジオの作品を生みだす技法と科学に迫る展覧会「PIXARのひみつ展 いのちを生みだすサイエンス」が、六本木ヒルズ展望台の東京シティビューで9月16日まで開催されています。後半は実際にPIXAR作品に命を吹き込むアニメーションから見ていきます。

+ピクサーのアニメーションはどうやって動いているのか?「PIXARのひみつ展」のひみつ

キャラクターを動かそう「アニメーション」

画像: キャラクターを動かそう「アニメーション」

「アニメーション」は、キャラクターがどのように動き、どのようにしゃべるのかなど、演劇で言えばまさに「演技指導」といった感じです。キャラクターの動きが自然になるように、細かく設定していきます。

体験コーナーでは、ルクソーJr.(電気スタンドのキャラクター)を少しずつ動かしながら、一コマずつ写真を撮り、それをつなげてアニメーションにする展示がされていました。

画像: コマドリアニメのように、一コマ一コマ撮りながらアニメーションにしていく

コマドリアニメのように、一コマ一コマ撮りながらアニメーションにしていく

モノをリアルに動かす「シミュレーション」

画像: モノをリアルに動かす「シミュレーション」

自然界の法則を作品の世界に再現する作業がシミュレーション。服の質感や髪の動きなど、より自然な動きに近づくように何度もやり直しながらつけてきます。この辺りは、物体の動きを計算する物理シミュレーションの分野でもあるので、ソフトを使って自動的に計算させることもあります。

画像: 魚の動きをシミュレーションする。この辺はコンピューターによる計算が重要

魚の動きをシミュレーションする。この辺はコンピューターによる計算が重要

雰囲気とリアリティを引き立てる「ライティング」

画像: 雰囲気とリアリティを引き立てる「ライティング」

ライティングは、バーチャルの空間に雰囲気とリアリティを与えます。光の方向や強さで、朝昼晩の時間を表現したり、水の深さや天気なども表現。また、モノの質感なども光で表現できます。

画像: 光の当たり方によって、ボールの反射率や透明度が変わる。

光の当たり方によって、ボールの反射率や透明度が変わる。

3Dから2Dの世界へ「レンダリング」

画像: 3Dから2Dの世界へ「レンダリング」

レンダリングは、アニメーションの最後の仕上げですが、もっとも重要な部分でもあります。このレンダリング作業の量に寄って、アニメーションのクオリティーが変わると言っても過言ではありません。

レンダリングは主にコンピューターの作業ですが、とても時間の掛かる作業のため、常に品質と時間の戦いでもあります。

画像: レンダリング作業を早送りで見せる展示も。早送りで見れるが、上に時間が表示され、莫大な時間が掛かっているのがわかる

レンダリング作業を早送りで見せる展示も。早送りで見れるが、上に時間が表示され、莫大な時間が掛かっているのがわかる

やっと完成!

画像1: やっと完成!

「PIXARのひみつ展 いのちを生みだすサイエンス」 開催概要

  • 会期…… 9月16日まで ※会期中無休
  • 会場……六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)
  • 時間……10:00~22:00(最終入場21:30)
  • 主催……東京シティビュー、NHKプロモーション
  • 企画制作……ドリームスタジオ
  • 特別協力……ウォルト・ディズニー・ジャパン
  • 協賛……ハウス食品グループ、ロート製薬(五十音順)
  • 後援……J-WAVE 81.3FM
  • 入場料……一般1,800円、高校生・大学生1,200円、4歳~中学生600円、シニア(65歳以上)1,500円
  • 展覧会サイト……
    https://www.tokyocityview.com/pixar-himitsu-ten
  • 問い合わせ…… 03-6406-6652(東京シティビュー)
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