2018年11月、マクリーン高校(インディアナ州テレホート)の教員、ジェイセン・ギベンズは「littleBits for McLean」というテクノロジープロジェクトにて、ビーゴ郡教育団体より5000ドルの教育補助金を獲得しました。
画像1: STEAM教育を取り入れるには、よりクリエイティブでないと振り向いてもらえない【300個以上のBitsで500万個以上のプロトタイピングがつくれる】

行動障害を抱えている生徒のための学校「マクリーン高校」

画像: 行動障害を抱えている生徒のための学校「マクリーン高校」

マクリーン高校は行動障害を抱えている生徒のためのユニークな学校です。一部の生徒たちは昔ながらのカリキュラムで授業することが難しく、彼らの集中力を保たせ維持することは教員にとっても非常に困難でした。

ジェイセンは、General Electric社のエンジニアとしてキャリアをスタート。10年前に教員に転職しまし、それ以来彼の目標は、クリエイティブな課題解決を促進し、生徒のポテンシャルを十分に発揮するようなハンズオンの操作方法を生徒に提供すること、というようになりました。

学校の予算とSTEAMの補助金の関係

教育にSTEAMを取り入れることは、生徒の想像力を促進し、生徒に自主性と目的の感覚を与える効果的な方法になるだろうとジェイセンは考えます。

画像: 学校の予算とSTEAMの補助金の関係

しかし、教員の間でSTEAMの熱意が急増している一方、学校の図書館への予算は厳しくなっていました。それは、ジェイセンが考えていたSTEAMプログラムを行うには、長い時間待たなければならないということを意味します。STEAMプログラムの補助金を得るには、よりクリエイティブに訴求しなくてはいけないのです。そこで彼は、(エランコ社によって出資された)ビーゴ郡教育団体など、いくつかの助成金を探し、申し込みました。

彼は工作の先生として、クラスで学生が使うCNCルーターやレーザーを集めていました。しかし、彼は今回もう少し規模の大きいものに注目したのです。それがlittleBitsの「Pro Library Kit」です。

画像: Pro Library Kit

Pro Library Kit

「Pro Library」は、実践的な発明と学習を通じて、自己誘導型の発明やグループのコラボレーションを促進するツールです。理想のメイカースペース、図書館、教室、そしてグループに最適な「Pro Library」は、littleBitsのなかで最大のBitsコレクションです。生徒が作品を発明し、次に新しいBitsを追加して何が起こるかを確認することで、クリエイティビティーを発揮できるように設計されています。

これを使うことを申請したところ、ジェイセンは助成金が授与され、すぐに彼の教室のメイカースペースに「littleBits」が導入されました。

littleBitsで500万個以上のプロトタイピングができるということ

ジェイセンのマニュファクチャリングクラスの学生(9年生から12年生まで)は、littleBitsを使って多くのプロトタイピングができます。ジェイセンは、実際にBitsが生徒のモチベーションのきっかけになったと報告しています。

littleBitsのインベンション・サイクル(「想像力」から「クリエイティビティ」「イノベーション」を経て「起業家精神」に到達するまでのプロセス)によって、学生がエンジニアリングプロセスに簡単にアプローチできます。「つくる」「改造する」「あそぶ」「シェアする」の4つのフェーズには、生徒がアイデアを探求し、作品を開発するのに役立つアクティビティと質問がたくさんあります。

フェーズは順番通りやっていけば問題なくできますが、デザインプロセスだけは常に少し面倒になっています。これにより、インベンション・サイクルをこなした学生たちは、常に柔軟で、学習過程において自己指示をし、より自立性を感じることができるでしょう。

インベンション・サイクルの各フェーズには、異なる考え方や作り方があります。それらをミックスするほうがよい場合もあります。たとえば、学生は自分の発明を改造しはじめる前に、自分の作品やプロセスを共有し、フィードバックを集めたいと思うかもしれません。また、自分で作り出す前に、以前に作った発明品を試して評価することも学生にとって有益な場合もあります。

「littleBitsを使うと教えられることがたくさんあります。私自身驚くほどです。子どもたちにいつも、これらの316個のBitsを使うと、500万個のプロジェクトができるんだ、と説明しています」(ジェイセン)

生徒たちにインスピレーションを与え、他の教員の想像力を捉える

ジェイセンによると、littleBitsをクラスに取り入れたことで、生徒の集中力、関心度、そして出席率が高まったそうです。実際littleBitsは、マクリーン高校中に熱意が広まりました。

たとえば芸術専攻では、7つのAvengers Hero Inventor Kit(※littleBits社が提供する「アベンジャーズ」の電子工作キット)を調達し、littleBitsモーターを使った3Dアートプロジェクトの制作を検討しています。ジェイセンの成功にインスピレーションを受けたマクリーン高校のスタッフは、今学期にさらに3つの助成金の提案書を作成しました。芸術と科学の両部門のためです。

画像: 生徒たちにインスピレーションを与え、他の教員の想像力を捉える

「本当に素晴らしいことは、最初にlittleBitsで成功するために必要な背景を学生に提供すると、それを彼らは自分たちのスキルとしてインプットしていることです。彼らはとても楽しんでいて、気付かないうちに多くのことを学んでいるのです」(ジェイセン)

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