将来STEAM教育をサポートするメンターの仕事は増えてくると思われます。ではそれに備えるために、子どもたちは今から何を学べばいいのでしょうか?

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メンターとは、「助言者」「相談者」を指す言葉です。熟練者が未熟練者に助言や手助けをしながら育成することを「メンタリング」と言います。マサチューセッツ州ボストンにてアメリカの若者に対してメンタリング活動を推進しているナショナルメンタリングパートナーシップのデータによると、いい指導者に恵まれた青少年は、そうでない青少年に比べて、55%多く大学に進学し、130%多く指導的立場に就くという結果が出ています。個人的、学問的、職業的、さまざまな状況に置かれた若者に対して、いい師弟関係は驚くべき効果を及ぼすことは間違いありません。

メンターそのものも立派な功績となりますが、STEMのメンターになることは、子どもたちが将来の仕事に向けて一歩先へ踏み出すための支援にもなります。STEMの仕事は2027年までに13%成長すると予測されており、その需要を満たすための転用可能なスキルを、子どもたちは必要としているからです。

STEMのメンターになるために、あなたが知っておくべき4つのこと

メンター制度は1980年代にアメリカで人材育成法のひとつとして確立されました。またアメリカでは2015年度より"Preparing Americans with 21st Century Skills"と題した声明がホワイトハウスより発表されるなどSTEMに対して積極的な教育活動を行っています。もしSTEMの指導者になりたい、もしくはSTEMメンターシップ制度をあなたの学校ではじめようとしているのであれば、下のTIPSを読んでみてください。きっと次に進む手助けとなるでしょう。

画像: STEMのメンターになるために、あなたが知っておくべき4つのこと

はじめはシンプルに
子どもたちは異なったレベルの知識や洞察力をもってSTEM教育に臨みます。彼らが何を知っていて、何を知る必要があるのかを把握する時間を設け、指導内容を彼らに合わせましょう。

同じ言葉で話す
STEM教育を子どもに行う際には、STEMについてスムーズに話せるよう、STEMの核となる語彙を十分に教える必要があります。言葉がわからないと、コミュニケーションをとることは難しいでしょう。

子どもたちの情熱を見つけ取り入れる
アメリカの非営利団体Junior Achievement USAとプロフェッショナル・サービス事業を展開するロンドンを本拠地としたサービス企業EYの共同リサーチによると、高校を卒業するまでSTEMのキャリアに興味をもち続ける若者は、男子がたったの36%、女子は11%です。とくに女子については非常に低い。子どもたちのSTEMに対する興味を引きつけ、保たせる方法のひとつは、彼らの関心のあるトピックに関連付けて、STEMに常にアクセスできるようにすることです。たとえば単にロボットをコーディングするだけでなく、ドレスもデザインできるようにすれば、もっと興味をもつかもしれません。生徒が何を楽しんでいるのかを見つけて、それに興味をもたせ、熱意と興奮を保てるようにしましょう。

STEMの指導者になるためにSTEMの膨大な知識は必要ない
子どもたちが将来STEMの指導者になるために、毎晩家で莫大な時間をかけて科学について勉強する必要はありませんし、コンピューターにおけるコーディングの達人になる必要もありません。両親と教師が協力して、子どもが若いころからSTEMに興味をもてるようにするのがもっとも効果的です。そのために学校の内外で、子どもの現実世界の経験とSTEMに関する話題を結びつけることが大切なのです。

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