現在、多くの博物館・美術館が臨時休館しています。ミュージアム好きにとっては残念でなりませんが、新型コロナウイルスの感染症に対して万全を尽くすためには、いたしかたありません。そんな中、オンラインで学べる無料コンテンツも公開されています。博物館に展示されている本物に触れる前の予習として是非ご覧ください。

これまでの【日本と世界のサイエンスミュージアム】はこちら

日本科学未来館

画像1: 常設展示「ともに進める医療」 www.youtube.com

常設展示「ともに進める医療」

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連載第3回で紹介した日本科学未来館では、科学コミュニケーターによる常設展示などの解説ビデオや、サイエンスアニメーションが公開されています。また、感染症に関して、科学館らしい、わかりやすい説明が公開されています。予防の第一歩は正しい理解なので、ぜひ参考にしてください。

ところで「科学コミュニケーター」とは、展示解説やイベント企画を考えたり、他組織と連携する人のことで、一般的には「学芸員」と呼ばれる人の中でも、科学分野を専門にしている人です。

Exploratorium

画像: Virtual Earth Day Celebration 2020 youtu.be

Virtual Earth Day Celebration 2020

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連載第6回で紹介したエクスプロラトリアムでは、展示や科学解説のビデオを多数公開しています。すべてが外国語で字幕もないので簡単ではありませんが、比較的平易な単語を使って説明しているものが多いので、外国語に耳を慣らすつもりで流すのもよいかと思います。

国立天文台4次元デジタルプロジェクト

画像: 国立天文台4次元デジタルプロジェクト

連載第1回で紹介した国立天文台では、4Kシアターの展示でも利用している「4次元デジタル宇宙ビュワー Mitaka」(Windows専用)を公開しています。バージョンアップが続いており、VR版もあるので、ぜひ体験してみてください。

JAXA(宇宙航空研究開発機構)

画像: 宇宙ステーション補給機「こうのとり」8号機(HTV8)ミッションダイジェスト youtu.be

宇宙ステーション補給機「こうのとり」8号機(HTV8)ミッションダイジェスト

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JAXAでは宇宙飛行士のインタビューやミッションの紹介や講演からロケット移動風景など、さまざまなビデオを公開しています。360度動画などもあり、JAXAのいろいろな活動や研究開発を知ることができます。

NASA

画像: NASA Astronaut Chris Cassidy Commemorates the 50th Earth Day from the International Space Station youtu.be

NASA Astronaut Chris Cassidy Commemorates the 50th Earth Day from the International Space Station

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連載第8回で紹介したアメリカのエイムズ研究センターは、NASA(アメリカ航空宇宙局)の研究所の一つですが、 NASAでは科学解説やISS(国際宇宙ステーション)から撮影したビデオを多数、NASA TVやYouTubeで公開しています。NASAのYouTubeチャネルは英字の字幕があり、比較的聞き取りやすいので、こちらも英語に耳を慣らすつもりで聞くのもオススメです。

コンピューター歴史博物館

画像: CHM Live | The Autonomous Revolution youtu.be

CHM Live | The Autonomous Revolution

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連載第9回で紹介したアメリカのコンピューター歴史博物館でも、YouTubeでビデオを公開しています。こちらは少し専門的なものが多いですが、小中学生向けワークショップの模様などもあり、おもしろそうなものだけピックアップしてみてもいいと思います。

ところで、ビデオ配信に使っているYouTube(Googleの動画共有サービス部門)とコンピューター歴史博物館は、いずれもシリコンバレーにあり、車で30分程度の距離です。

カミオカンデ

画像: 「進化し続けるスーパーカミオカンデ」 youtu.be

「進化し続けるスーパーカミオカンデ」

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宇宙を飛び交うニュートリノやチェレンコフ放射を観測する施設として、岐阜県飛騨市神岡町にある鉱山に設置されたのがカミオカンデ、スーパーカミオカンデです。小柴昌俊さんのノーベル賞受賞につながった研究は、この施設で行われたものです。現在は、ハイパーカミオカンデの建設が進んでいます。一年に一回事前申し込み制の見学が実施されていますが、滅多に見ることができない施設ですので、この機会にビデオで実感してください。

スミソニアン博物館

画像: 3d.si.edu
3d.si.edu

アメリカにあるスミソニアン博物館では、280万点の収蔵品を3Dモデルとして公開しています。ブラウザー画面上で、前後左右自由自在に回転させながら、さまざまな角度から拡大縮小して見られるのは圧巻です。また見るときは、Google Chromeブラウザを利用するといいようです。

ところで日本語で「スミソニアン博物館」と呼びますが、そういう名前の一つの博物館があるわけではなく、スミソニアン学術協会が運営する19の博物館と研究所をまとめて、スミソニアンと呼んでいます。収蔵品は1億4200満点にものぼるそう。残念ながら、まだ一つも訪れたことがないので、近いうちに行きたいと思っているミュージアムの一つです。

大英博物館

画像: sketchfab.com
sketchfab.com

イギリスにある大英博物館でも、収蔵品の3Dモデルを公開しています。大英博物館は世界最大の博物館の一つで、収蔵品は800万点にのぼります。スミソニアンと比較すると、ずいぶん少なく感じますが、1分間に1つ、休みなく見続けたとしても、93日かかるほどの膨大な量です。大英博物館もまだ訪れたことがないので、こちらも訪問できる日を楽しみにしています。

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今回は、博物館に行く前に予習できるサイトを紹介しました。上記以外にも各館のサイエンスコミュニケーターがオンラインコンテンツを公開していたり、動物園の飼育員が休業中の動物の様子を紹介するなど、いろいろ取り組んでいます。今は時間を大事に活用できる機会でもあるので、ぜひ利用してみてください。

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