新型コロナの影響で自粛期間が長引く中、この先の働き方について考える機会も多くなっています。会社にお勤めの方もそうでない方も、収入源を複数もっているほうが気持ちにゆとりがもてますよね。そこで今回は、副業として、Webライターの仕事で継続案件を受注するためのポイントについてお話しします。

これまでの【40代からはじめるWebライター講座】はこちら

まずはポートフォリオを作成しよう

画像: まずはポートフォリオを作成しよう

案件に応募する前に、まずはポートフォリオを作成しましょう。ポートフォリオとは「私はこんなことができますよ」というスキルや経歴、制作物をまとめたものです。

仕事の発注者は、あなたがどのぐらいのスキルがあって、どんな文章を書く人なのかまったく知りません。そんな状況でいきなり採用というのは、とても考えにくいです。そのため、あなたがどんな人なのか、どんな文章を書くのか、なにができるのか、を知ってもらうためにポートフォリオを作成しましょう。

ポートフォリオに書いておきたいポイントは7つ。

  1. 簡単な経歴
  2. 資格
  3. 得意なジャンル
  4. Webライターとしてのスキル
  5. 過去の制作物
  6. 執筆時間はどのくらい作れるのか
  7. 連絡方法やその時間帯

です。1つずつ見ていきます。

【ポイント1】簡単な経歴

まずは簡単な経歴です。どんな人なのか、なにをやってきた人なのか、を伝えるために、経歴を簡潔にまとめて書きましょう。とくに詳しく書く必要はないですが、今までの経歴からWebライターの仕事を通して、どういうことができるのか、という部分をアピールするように書くことが大切です。

私の場合でお話しすると、長い間整体の仕事をしてきたので、健康に関しての知識がある、というような内容を盛り込んでいます。

【ポイント2】資格

資格というのは直接Webライターの仕事に大きく関わってくるものではありませんが、あなたがどんな資格をもっているかで、その知識の深さを表せます。

たとえば私の場合、認定整体師のほかに、「薬膳アドバイザー」「アロマテラピー検定1級」「レイキマスター」などの資格を保有しています。資格を見るだけで、薬膳に詳しそうだな、アロマテラピーに詳しそうだな、などの予想ができます。そうすると、ポートフォリオを見てくれた発注者から、直接仕事の依頼につながるようなメールが届いたりもします。ですので、なにか資格をもっているのあれば書いておきましょう。

【ポイント3】得意なジャンル

得意なジャンルは必ず書いておきましょう。得意なジャンルがない方は、これから勉強していきたいと思う分野や興味のある分野を書けば大丈夫です。

というのも、Webライターの案件はかなり多くのジャンルがあります。そこで、苦手なジャンルの案件を受注してしまうと、リサーチをすることや書くことが苦痛になってきてしまいます。興味のないことを深く調べるというのは、思っている以上にモチベーションを保つのが大変です。ですので、得意なジャンル、またはこれから勉強していきたいと思うジャンル、興味のあるジャンルを書いてください。

また、得意でも勉強したいわけでもないけれども、過去の経歴から知識があって書きやすいという場合も、得意ジャンルに含めて書いてもいいかと思います。私自身も、最初のころは書きやすいという理由だけで、健康系を得意ジャンルと謳っていました。現在は、勉強したいと思うジャンルにも幅を広げて書き進めています。

【ポイント4】Webライターとしてのスキル

4つめはWebライターとしてのスキルです。未経験の方は「Webライターのスキルはないし……」と不安に思わず、軽めに考えてください。たとえば、実際の仕事経験がなくても、ブログを書いていたらそれもスキルになりますし、SNSで多くのシェア数を出した経験があればそれもスキルとしていいと思います。

経験がある方は、受注した案件を思い返して、今までやってきたことを言葉にしてください。たとえば、

  • 画像の選定ができます
  • WordPressで入稿できます
  • SEOの知識があります
  • キーワードの選定ができます
  • 構成案が作れます

とこのような感じです。あまり難しく考えずに、やったことのあることをリストアップして、スキルにつながるか、見ていってください。

【ポイント5】過去の制作物

過去の制作物は、あなたがどんな文章を書く人なのか発注者に伝えてくれます。いくら「こういうことができる」と言葉で説明しても、書いたものを提出するほうが相手には伝わりやすいです。未経験の方はブログやSNSなどがあれば、そのURLを掲載してください。

記事を書いたことがある方は、その書いた記事が掲載されているページのURLを添付しましょう。あなたが書いたものは、その書いたもの自身が営業活動をしてくれますよ。

【ポイント6】執筆時間はどのくらい作れるのか

「ポートフォリオに執筆時間は必要?」と思うかもしれませんが、これも書いておいたほうがいい項目のひとつです。というのも、継続案件の場合、「あなたにどのぐらいの記事数を任せられるのか」という判断がこの執筆時間からできるからです。

たとえば、週に2記事お願いしたいと思っていた発注者がいたとします。あなたの1週間の執筆時間が6時間程度あれば、週に2記事お願いできるかもしれないと、声をかけてくれるかもしれません。そういった理由からも、1週間、または1か月の執筆時間の目安は書いておきましょう。

【ポイント7】連絡方法やその時間帯

ポートフォリオに書いておきたい項目の最後は、連絡方法や連絡のとれる時間帯です。これも一見必要無いように感じますが、継続案件ではお互いの信頼関係が大事になってきます。クラウドソーシングを活用すると、基本的にはネット上でのやり取りだけになります。そのため、発注者との信頼関係を築いていくのは、対面でお仕事をする時よりも相手に対して気遣いが必要になってきます。

というのも、クライアントから聞いた話だと、途中で連絡が取れなくなったりしてしまうライターも中にはいるようなのです。あなたと連絡を取れる方法や時間帯を明確にしておくことで、発注者が抱えそうな不安感を取り除き、より短い期間で信頼関係を築けます。そういった意味で、連絡方法や時間帯も書いておきましょう。

***

ここまでが、クラウドソーシングを活用して継続案件を受注するためのポートフォリオの作り方です。この7つのポイントをベースにし、さらに、

  • あなたがどんな文章を書く人なのかを明らかにする
  • あなたが発注者に提供できることをはっきりさせる
  • 発注者のあなたに対する不安を取り除く

を意識することで、より発注者に伝わり、案件を受注しやすくなります。

継続案件選びは「どんなクライアントとつながるか」も意識して

画像: 継続案件選びは「どんなクライアントとつながるか」も意識して

ポートフォリオができたところで、続いて継続案件の選び方についてお話ししていきます。ここでのチェックポイントは3つ。それは、

  • 案件そのものについて
  • 発注者について
  • テストライティングについて

です。それぞれ見ていきます。

【ポイント1】案件そのものについて

案件を選ぶ際に基準になるのは、

  • 文字数
  • 文字単価
  • 記事のジャンル
  • 納品数

などかと思います。これに加え、あなたがどこまでできるのか、また勉強させてもらいながら執筆していけるのかなどにもよって異なってきます。

たとえば、経験がなくても発注者がしっかりとしたマニュアルをもっていれば、そのマニュアルを見て勉強しながら記事を書いていけます。

経験がある方は、記事に挿入する画像の選定ができる、WordPressに直接入稿できる、などで、単価の交渉ができる場合もあるので、あなたのできることを発注者にしっかり伝えてください。案件の詳細に書かれていることだけでなく、気になったことはどんどん質問していきましょう。

【ポイント2】発注者について

案件の詳細に加えて継続案件の場合は、発注者につても知っておきましょう。クライアントとなる人がどんな人なのか、というところもしっかり調べておくと、ストレスやトラブルなどが少なく、長くお付き合いできます。

というのも、クライアントとなる発注者とは、基本的にはネット上だけでのやり取りになりますが、強い言葉を使う担当者だったり、納期を急かすような担当者だったり、とてもぶっきらぼうな返信を送ってくる担当者だったり、いろいろな人がいます。とくに気にならなければ問題ありませんが、少しでも違和感があるとうまく信頼関係を築けず、後々ストレスにつながってきます。そうすると、その案件に対してのモチベーションも下がってしまいます。

私の場合ですが、以前に苦手なクライアントがいて、そのクライアントからメールが届くたびに、ドキッとしてしまい、記事を書いているあいだずっと気分が重いことがありました。ですので、今後お付き合いしていけそうかどうかもしっかり見極めてください。

その見極め方ですが、発注者に対する口コミや、クラウドソーシング側に本人確認がされているかどうか、企業だったら企業のホームページ、または、記事を記載する予定のホームページのURLがあるかなどは確認しておいたほうがいいです。

残念なことに、中には詐欺のような案件がたまにあります。私も一度、詐欺案件にあったことがあるので、それ以降をしっかりと確認するようにしています。ライターからの口コミ、本人確認、ホームページの3点をチェックすれば、詐欺のような案件に引っかかることはないと思いますのでそこもチェックしてください。

【ポイント3】テストライティングについて

案件選びの最後は、テストライティングについてです。案件の中にはテストライティングには報酬がでないというものもあります。「テストライティングだから仕方ないよね」と、つい思ってしまいそうになりますが、テストライティングに報酬が出ない案件も避けたほうが無難です。

というのも、私も以前経験があるのですが、テストライティングの記事を提出して契約をされないまま、そのテストライティングの記事をサイトにアップしたという発注者がいたのです。こういった発注者は、ライターがどれだけリサーチをして記事を書いたか、という大変さを理解していないように思います。

ライターを大切にしない発注者と長く契約を続けていると、ストレスも溜まってきますし、記事の単価アップも見込めません。ですので、テストライティングにもしっかり報酬がある案件を選んでください。

継続案件の選び方は、単発案件に比べて確認しておきたいことがとても多いです。「そこまでしなくてもいいのでは?」と思うかもしれませんが、後々ストレスを抱えて書くことが楽しくなくなってしまったら、途中でやめたくなってきてしまいます。

そうならないためにも、案件内容と発注者を吟味して応募してください。発注者と信頼関係が築けるようになると、あなたが「こういうのを書いてみたい!」と提案ができるようになってきます。そうすると、書きたいこと伝えたいことも織り交ぜていけるので、書くことがどんどん楽しくなってきます。

そこを目指して一歩ずつていねいに着実に進めていってください。

この記事が気に入ったら「フォロー」&「いいね!」をクリック!バレッドプレス(VALED PRESS)の最新情報をお届けします!

毎週最新情報が届くメールマガジンの登録はこちらから!

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.