SDGsは、この世界で生きるすべての人が平等に生きる、地球の環境を守る、より豊かな生活を送るために国連サミットで採択されました。SDGsという言葉は聞いたことがあるけど何ができるのかわからない…...という方のために、それぞれの項目を解説していきます。今回はSDGs2つ目の項目、「飢餓をゼロに」について理解していきましょう。

世界では9人に1人が飢餓に陥っている

世界では、9人に1人が飢餓の状態に陥っています。明日食べるものがあるかどうかもわからない人は10人に1人です。十分なエネルギーを摂取できない状態が続くと体は弱くなり、食べ物を買うために働いてお給料をもらうこともできません。

とくに赤ちゃんや子どもの飢餓は深刻です。生きたくても飢餓のために命を落とす子どもはたくさんいます。飢餓に陥る人数は人口が増えるにつれて、今後もますます増加していくと予想されています。

しかし、世界的に食糧が不足しているわけではありません。先進国では食品ロス問題も深刻です。飢餓に苦しむ人が多い発展途上国で作られた食糧を先進国でしか購入できないような価格で買い、食べきれなかった分を捨てているのです。

農業、漁業、牧畜などの食糧生産に従事していても食べ物がないという人の数も多いです。食品ロスをなくし、適切な量のみを購入することで結果的に飢餓に苦しむ人たちのもとへ十分に食糧が行き渡るようになっていきます。

飢餓をゼロにするための目標5つ

画像: Infographic, goal 2 unstats.un.org

Infographic, goal 2

unstats.un.org

飢餓をゼロにして、すべての人が満足に食事できるようにするために、SDGsが掲げている5つの目標を紹介します。

1.2030年までに飢えをなくす

お金がない人も、赤ちゃんや子ども、働く力のない高齢者も、すべての人が満足に食事できることを目指します。食事は偏ったものではなく、安全、かつ栄養バランスのとれたものを平等に与えられるようにします。

2.2025年までに飢餓に晒される子どもを減らす

2025年までに飢餓に苦しむ5歳以下の子どもを減らします。2030年までにはその子どもたちの栄養不足をなくすことも目標にしています。妊娠している女性、小さな子どもがいる女性、さらに高齢者に対しての支援もおこないます。

3.食糧生産者の収入をアップさせる

農業、漁業、牧畜など、食糧を生産している先住民や家族ベースのグループなど小規模な団体に対しての支援をおこないます。生産量をアップさせるための最新技術や知識を教える、食糧を適切な価格で売る、副業をサポートするなどして収入アップを目指します。

4.自然災害にも負けない生産環境を作る

自然災害は食糧の生産に大きく影響を与えます。洪水、干ばつ、台風などの自然災害の被害に遭ってもすぐに立て直せるような丈夫な土壌作り、生産環境を整えます。これにより、食糧が不足する、価格が高騰して貧困層が食べられないという悪循環を防ぎます。

5.食糧を生産するための知識を平等にする

食糧となる植物、家畜などはたくさんありますが、中には最新の技術、知識を用いなければ満足に育てられないものもあります。SDGsではこのような技術、情報を独占させず、すべての人が平等に知る権利を得ることを目指します。

食品ロスをなくすことから始めよう

画像: 食品ロスをなくすことから始めよう

日本で飢餓問題が取り上げられることは少ないですが、食品ロスは飢餓につながる大きな問題です。食べられるのに捨てられている食品、つまり食品ロスの量は、日本だけでも世界で援助される食品の量の2倍もあります。

あまりある食品を本当に必要な人のもとに届けるためには、このような食品ロスを減らすことが大切です。本当に必要な食材だけを買う、前日の残り物もアレンジして食べる、賞味期限の早いものをすぐに使うなど、食品ロスを減らすためにできることはたくさんあります。

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