海にはたくさんの生き物がいます。わたしたちは陸に住んでいながら、海の資源に助けられています。限りある海の資源を守るため、美しい海を守るために、SDGsには「海の豊かさを守ろう」という項目があります。海ではどのような問題が起きているのか、わたしたちに何ができるのかを考えてみましょう。

海の豊かさを守るために知るべきこと3つ

まずは海で起きている問題を3つ紹介します。

水産資源の減少

魚のとりすぎは深刻な問題です。現在世界の魚の33%はとりすぎており、60%はもうすぐ限界です。まだ現在と同じ量をとり続けても大丈夫な魚はたったの7%です。1970年ごろと比較すると、現在魚は49%しかいないとも言われています。

海を汚すプラスチックゴミ

海に流されるプラスチックゴミは年々増え続けています。2050年には魚よりもプラスチックゴミの方が増えるというデータもあります。プラスチックゴミは魚に悪影響を与えるだけでなく、船を傷つけて漁業にも悪影響を与えます。ゴミのにおいや虫、雑菌の繁殖は、沿岸での生活をしている人を危険に晒します。

絶滅寸前のサンゴ礁

サンゴ礁は美しいだけでなく、海の生態系を守る重要な役割も果たしています。現在、サンゴ礁の3分の1は絶滅寸前です。サンゴ礁が絶滅すると生態系にも大きな影響が出て、食べるものがなくなる、漁業を生業としている人の収入がなくなるなどの問題につながります。

海の豊かさを守る目標7つ

画像: Infographic, goal 14 unstats.un.org

Infographic, goal 14

unstats.un.org

水産資源やサンゴ礁の保護、ゴミ問題の解決のためにSDGsが掲げている目標を7つ紹介します。わたしたちにできることを考えてみましょう。

1.海洋汚染の防止、削減につとめる

海に捨てられるゴミを減らし、海洋汚染を防止します。そのためには陸の汚染問題にも注目する必要があります。陸で出るゴミや海に流される汚染物質を削減することも目標です。

2.海の生態系の回復

水産資源を守るため、海の生態系の回復を目指します。そのためには海の生態系を知ること、管理することが大切です。

3.海の酸性化を最小限に

海に二酸化炭素が流れ込むとサンゴ礁に悪影響が出ます。陸の活動での二酸化炭素の排出を抑えることが大切です。

4.過剰な漁業、違法な漁業をなくす

過剰な漁業は海の生態系の破壊につながります。限られた資源を守るための法律に違反する漁業も問題になっています。必要以上の漁業をなくすことで、食品ロス問題の解決もできます。

5.沿岸や海域の保全をする

沿岸や海域の内、最低でも10%を保全します。国際法などでこれまで以上に保護のための決まりごとを強固なものにしていきます。

6.発展途上国の違法な漁業をなくす

発展途上国ではいまだに違法な漁業が盛んに行われています。一定以上の魚をとると補助金が出る制度が過剰な漁業を促しています。このような補助金の制度を規制し、同じような補助金制度が再び発足されることを禁止します。

7.養殖や観光を管理し経済的利益を守る

養殖、観光などは発展途上国の重要な収入源ですが、現状が続くと将来的に収入につながらなくなってしまう可能性があります。ですが海の生態系などを管理して持続的に海の資源を活用できるようになれば、さらに大きな経済的利益を得られます。発展途上国に情報や知識、技術を提供し、今後も長く収入を得られるようにサポートします。

海の豊かさを守るためにできること

画像: 海の豊かさを守るためにできること

日本ではプラスチックゴミが毎日大量に捨てられています。その量は世界一位のアメリカに次いで二位です。まずはプラスチックゴミを減らすことから考えましょう。プラスチックゴミを減らせば、海の生態系を守るためにかなり貢献できます。マイバッグやマイボトルを持つ習慣をつける、簡易包装の商品を購入するなどがおすすめです。プラスチックゴミは分別して、リサイクルすることも大切です。

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