プログラミング未経験からフリーランスプログラマーになる方法

企業に属さず、自身のプログラミングスキルを武器に働く「フリーランスプログラマー」の需要が伸びています。今回は、フリーランスプログラマーを取り巻く現状やプログラミングスクールの比較などを解説します。

目次

2種類のフリーランスプログラマー

特定の企業に所属せずプログラミング案件を受注する人達は「フリーランスプログラマー」と呼ばれています。ここでは、2種類のフリーランスプログラマーについて解説します。

独立して働くフリーランスプログラマー

企業に雇用されずにプログラミングを本業とする「独立系プログラマー」の働き方は、組織に縛られずに自分のプログラミングスキルを発揮して生計を立てたい人に向いているでしょう。需要が高いプログラミング言語(JavaScript・C言語・Python・PHP等)や、高度な言語(C++・R・Jav・C#等)を扱うことができる人はとくに企業から引く手あまたの人材です。そういった方は、企業に所属するよりもフリーランスとして活躍するほうが高収入を期待できます。

独立系プログラマーは個人事業主として税務署に開業届けの提出をする人や、個人事業主として収入が増えてくると法人化している人もいます。

副業として働くフリーランスプログラマー

本業として雇用関係を結ぶ企業に所属しつつ、本業とは別にプログラミングの仕事を請け負って収入を得る方法が「副業系フリーランスプログラマー」の働き方です。副業系フリーランスプログラマーは本業で安定した収入を確保しつつ、フリーランスとしてプログラミング技術を活用して副収入を得ることができます。本業が家事である主婦(主夫)層も副業系フリーランスプログラマーに含まれます。

すきま時間を利用した労働量となるため、フルタイムの独立系プログラマーと比較した単価は必然的に低くなる点がデメリットでしょう。しかし、本業で安定した収入を得ることができるため、フリーランスの収入面におけるリスクを減少するメリットもあります。

未経験からフリーランスプログラマーを目指すことができる理由

「プログラミングの知識を身に付けたけれど、プログラマーとしての経験値がなければフリーランスになれないのでは?」と諦めてはいませんか。未経験からでもフリーランスプログラマーとして活躍できる理由を解説します。

IT業界における人材不足の常態化

経済産業省はIT業界における人材不足の常態化を把握するため「IT人材の需給ギャップ状況調査」を行いました。需要の伸びを年平均 2.7%程度、労働生産性が年0.7%上昇することを前提とし試算すると、IT人材のニーズに対して2025年に36万人、2030年には45万人の人材が不足すると予想されています。

IT人材不足を常態化させている原因は、一般的なプログラマーに対する3つの悪いイメージ「体力的消耗の激しさ・残業の多さ・薄給」が根強く残っているためです。イメージの悪さにより入職者が増えないことは、企業の人材不足に拍車をかけています。

人材不足の解消をすべくプログラミング業務を外注する企業はこれから増え続けるでしょう。案件も比例して増加し、社内の人材だけでは補えない案件があふれているため、フリーランスプログラマーの需要が高まっています。

フリーランスであれば働く環境や働き方も自分で管理するため、一般的なプログラマーに対する悪いイメージも払拭できます。

出典:経済産業省「IT人材需給に関する調査

ジョブ型雇用の主流化

「ジョブ型雇用」とは個人が明確化された雇用契約の範囲内で働く雇用体制です。雇用契約へ進む前に、あらかじめ職務内容・勤務条件などを雇用主と個人間で詳細に取り決めます。別名「欧米型雇用システム」と呼ばれるほど欧米、そして世界的に主流の雇用形態です。

それに対し、日本では雇用主が採用者を育成する「メンバーシップ型雇用」が一般的です。しかし、今後新しい雇用システムとして日本でも浸透する見込みです。背景として、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、テレワークの普及が加速しました。さらに、経団連によるジョブ型雇用導入の呼びかけや、政府による働き方改革などもジョブ型雇用を後押ししています。

一部の大手企業でもすでに導入を表明しています。そして、行きつく先はフリーランスの時代です。個人を「メンバーシップ型」の終身雇用で囲い込まずに、個人のスキルを重視した「ジョブ型」へと雇用システムを変貌させる企業が増える未来は、そう遠くありません。

クラウドソーシングの市場規模が増加

「クラウドソーシング」とはインターネットを介して、発注者である企業と個人が直接的につながり、仕事の受発注を行うサービスです。クラウド上で業務処理されるため、フリーランスプログラマーにとって収入を得やすい形でしょう。

クラウドソーシングの市場規模は2,950億円まで成長すると予測されています。新型コロナウイルス感染症対策として企業のテレワークシステムが構築され、フリーランスへ外注しやすい体制が整備されたことで増加傾向にあるでしょう。

IT人材不足によるプログラミング業務の増加に伴い、クラウドソーシングサービスはフリーランスプログラマーにとって、案件を受注しやすい環境へと拡充されています。

参考:厚生労働省「クラウドソーシングの活用の広がりと課題認識

フリーランスプログラマーを取り巻く環境の変化

日本国内では気軽にフリーランスプログラマーを目指しやすい環境が整い始めています。YouTubeや個人ブログなどWeb上にはプログラマーがプログラミングの知識や、フリーランスの知恵などを無償で公開しています。未経験でも現役プログラマーの知恵を借りることができる時代です。また、クラウドソーシングサービスの認知が広まり、人脈が少ないフリーランスプログラマーでも案件を受注できる環境が整いました。案件受注だけではなく確定申告サービスなど事務手続きをサポートするフリーランス向けのサービスも充実しています。

フリーランスプログラマーの必須条件

フリーランスプログラマーには「自身の能力」と「仕事受注を請け負う能力」さえあれば誰もが問題なくなれます。

プログラミングに限らない高度なスキル

プログラミング構成する能力を「納品できるレベル」に引き上げていれば、フリーランスプログラマーとして活躍できるスキルを満たしています。ただし、フリーランスで働く場合、助けてくれる人は周りにいないため、自力で問題を解決できる高度なスキルも求められます。そのため、プログラミングだけではなくサーバーといったIT技術に関するさまざまな知識も必要不可欠です。

案件を受注し納品できる能力

「受注→納品→収入」まで一連の流れを一人で完遂できて、ようやく一人前のフリーランスプログラマーとしてスタートできます。なお、はじめて受注する場合はクラウドソーシングや知人からの紹介などを活用する方法が一般的です。プログラマーに限らずフリーランスでは「納期」が重視される業界です。そのため、納期までに間に合わせる能力も必要です。また、取引先とコミュニケーションを円滑に進めるスキルを発揮することで、クライアントから信頼され、そして次の「収入」へつながります。そのため、コミュニケーションスキルもフリーランスにとっては重要なスキルです。

未経験からフリーランスプログラマーになる経路

未経験からフリーランスプログラマーを目指す道は以下の2通りがあります。

エンジニア職を経験する

現在活躍している大半のフリーランスプログラマーは、企業でエンジニア職を経て独立をはたしています。一度企業でエンジニア職に就くことで、働きながらプログラマーとしての経験値を向上させることができ、人脈作りにも役立つでしょう。フリーランスになるまで時間がかかるデメリットはありますが、受注案件を獲得する際に信用を得やすいことはメリットです。

プログラミングスクールを卒業する

最新のプログラミング知識を身に付けることができるプログラミングスクールは、フリーランスを目指す近道としておすすめです。スキルを身に付け独立することで、自分のペースで可能性を広げることができます。加えて、企業でエンジニア職に就いた場合のデメリットである時間拘束がありません。また、企業に就くと最新のプログラミングスキルを学習したくても専念しにくい環境の場合があります。しかし、フリーランスであれば必要に応じたカリキュラムをスクールで受講し自身の市場価値をさらに高めることもできます。

ポテパンキャンプ

全カリキュラムをオンライン受講できるスタイルです。エラー発生時の対処法・解決法などを含めた「スクール卒業後もプログラマーとして自走可能なスキル」を学ぶことができます。

学習コース習得可能なプログラミング言語
コーディングスキルHTML・CSS・JavaScript
動的サイトの実装Ruby・Ruby on Rails・Rspec(テスト開発まで)
データ入出力スキルSQL
開発フローGit(コマンドライン・ファイル操作等を含む)
インフラ環境構築Docker・Circleci
アプリケーション開発APIを使用

テックキャンプ エンジニア転職

学習コースは10週間短期集中プランと 6か月夜間休日プランの2つです。受講スタイルはオンラインのみ、またはオンラインと通学の併用を選ぶことができます。実務形式の開発経験から、自身で構築したサーバーを使用したアプリケーションのリリースに至るまで、Web開発におけるすべての工程を身に付けることが可能です。

学習コース習得可能なプログラミング言語
インターフェイスHTML・CSS・haml・sass・JavaScript
(操作性の高い画面の構築方法)
実装スキルRuby on Rails
(Webサイト開発、オブジェクト指向、テスト駆動開発・デザインパターンなど)
サービス設計データベース、プログラム、サービス仕様を設計する方法
データベース言語SQL(効率的なデータの保持・取得・更新スキル)
ネットワーク/ サーバー構築AWSを活用したサーバー構築やアプリ公開など
ソースコード管理GitHub

テックキャンププログラミング教養

全国4か所にある教室またはオンラインで受講可能です。ゼロからサービスを作りきることで、最短のステップで理想とするプログラマーに近づきます。

学習コース習得可能なプログラミング言語
Webサービス開発・HTML・CSS・JavaScript
・Ruby on Rails(Webサービス構築)
・SQL(DBからのデータ抽出)
オリジナルサービス開発・Git(ソースコード管理)
・自身のWebサービス公開
DXプログラミング・業務を自動化するプログラミング言語の基礎
・Python(Excel操作と情報自動取得)
AI(人工知能)入門・人工知能原理の理解
・Python(データ分析)
・機械学習を使用したデータ解析プログラムの構築
AIアプリ開発(入門)・AI分野のAPI取扱方法
・アプリケーションへのAIの取組み方法
・チャットボットを使用したレコメンド機能の実装
デザイン・ワイヤーフレーム制作技術
・Illustrator
・PhotoShop

CodeCamp

オンライン完結型の受講スタイルです。講座修了後にフリーランスプログラマーとして、仕事を受注するうえで基礎となる知識やスキルを習得できます。

学習コース習得可能なプログラミング言語
Webマスターコース・HTML・CSS・JavaScript・jQuery・PHP・Laravel
デザインマスターコース・Illustrator・PhotoShop・hTML・CSS・JavaScript
・jQuery・Bootstrap
Rubyマスターコース・HTML・CSS・JavaScript・jQuery・Ruby・Ruby on Rails
アプリマスターコース・Java・Android・Swift
Javaマスターコース・Java・Javaサーブレット
エンジニア転向コース・HTML5・CSS3・JavaScript・jQuery・PHP・MySQL
・Laravel・git・docker
期間限定コース・Pythonデータサイエンスコース
・WordPressコース
ビジネス教養コース・テクノロジーリテラシー速習コース

DMM WEBCAMP

オンライン受講と全国4か所にある教室を学習場所として提供します。あなたの目指すキャリアプランに寄り添ったプログラミングスクールです。

学習コース習得可能なプログラミング言語
短期集中コース・HTML・CSS・JS・jQueryRuby・Ruby on Railsなど
専門技術コース・HTML・CSS・JS・jQueryRuby・Ruby on Railsなど
・AI教養もしくはクラウド教養を選択
Webアプリ開発コース・HTML・CSS・Ruby on Rails
その他・はじめてのプログラミングコース
・WEBアプリ開発コース
・DMM WEBCAMP PRO

TechAcademy

30以上の細分化された学習内容から目的に合わせたコースを組み合わせて、オンラインのオリジナル学習システムを使用した受講スタイルです。最適なコースに迷われる方にはレベルや目的に合わせたコースもあります。

学習コース習得可能なプログラミング言語
はじめての副業コース・HTML・CSS3・JavaScript・jQuery・Ruby・Webデザインの原則
Webサービス開発・Webアプリケーション・PHP・Laravel
・フロントエンド・Java・Node.js・Ruby on Rails
スマートフォンアプリ開発・最新のiPhone/Androidのアプリ開発手法
Webサイト制作・Webデザイン・UI/UXデザイン・Webディレクション
・WordPress・Shopify・Wix
AI・データサイエンス・Python
ゲームアプリ制作・Unity
動画の編集・制作・Adobe Premiere
業務効率改善・ノーコード開発ツール・DXマネジメント・Google App Script
オープンソースソフトウェア・OSS・Git/GitHub
その他・Webマーケティング
・エンジニア転職保証コース
・はじめてのプログラミング

GEEK JOB

コース選択に加えて、JavaかRubyどちらのプログラミング言語を中心にスキルを身に付けるかを選択し、学習計画を決定します。オンラインで用意されている課題をチャットやビデオ通話で講師に質問しながら進めていく受講スタイルです。

学習コース・プログラミング教養コース
・プレミアム転職コース
・スピード転職コース
習得可能なプログラミング言語・Java/Ruby・Ruby on Rails・Web API・MySQL・eclipse・GitHub
・Source Tree・HTML・CSS・Json・Apache Tomcat

プログラマカレッジ

完全無料のプログラミングスクール。就職直結型ではありますが、フリーランスになるために就職しなかった場合や、途中退学した場合の違約金は発生しません。基本的には東京の研修所において講義型受講スタイルですが、現在は新型コロナウイルス感染症予防対策でオンライン運営に切り替えています。

学習コース・個別研修コース
・平日5日間コース
・週3夜間コース
習得可能なプログラミング言語・HTML5・CSS3・Java・PHP・Ruby・MySQL・Git GitHub
・Bootstrap・JavaScript・jQuery

侍エンジニア塾

レッスンは月額定額のサブスク制をとり、Zoomにて担当講師とマンツーマン形式です。1回60分間で自身のペースに応じて学習を進めることができます。

学習コース・デビューコース・エキスパートコース・転職コース
・フリーランスコース・AIコース・Webデザインコース
習得可能なプログラミング言語・HTML・CSS・jQuery・JavaScript・WordPress・PHP・SQL
・Java・Python・R言語・Photoshop・Adobe XD

独学でプログラミングを習得する

YouTubeや個人ブログなど無料で提供されている情報やテキストの購入などを利用して、独学でプログラミングを習得する人が増えています。費用がリーズナブルで気軽に取り組みやすい反面、完全習得までにはかなりの根気が必要です。多くの場合、学習途中で挫折してしまう傾向にあります。習得後もフリーランスで働くためには、実績を自作のポートフォリオサイトで示す必要があり、フリーランスとして活躍するまでにかなりの時間を要します。

フリーランスプログラマーとして働くメリット

フリーランスプログラマーとして働くメリットのうち代表する4点を解説します。

勤務時間と場所を自分で決めることができる

フリーランスとして働く最大のメリットは、休日や勤務時間を自分の裁量で決めることができる点です。固定の企業に常駐する必要もないため、就業する場所など空間的拘束もありません。クライアントの受注内容把握・納期管理は必須ですが、プライベートと仕事のワークライフバランスを保つことができます。

仕事を選ぶことができる

企業に所属すると仕事の内容を選ぶ機会はほとんどありません。しかし、フリーランスであれば自身で営業活動を行うため、自分のスキル・稼働時間に合った仕事を選ぶことができます。受注単価の決定権も自身にあります。業務量に見合う単価か、やや高めの単価を設定しましょう。低く単価をつけると受注量は増えますが、仕事のモチベーションと満足度アップにつながりにくい傾向があります。

収入アップを見込むことができる

フルタイムのフリーランスと一般的な会社員を比較した場合、年収800万円以上の割合はフルタイムのフリーランスが16.7%に対し、会社員は11.6%といった調査結果が出ています。年収は個人のプログラミングスキルや受注する案件、稼働時間によって大きく左右されます。希少価値の高いプログラミング言語のスキルや、フレームワークスキル・センス・クライアントに対する交渉力があれば、年収1,000万円以上も可能です。

参考:厚生労働省「フリーランス白書

人間関係で悩むことが少なくなる

会社員であれば、煩わしい人間関係ともうまく付き合っていかなければなりません。しかし、フリーランスは主にひとりで作業を行うため人間関係で悩むことは少なくなります。

依頼案件次第では開発期間限定でチームを組むこともあります。しかし、プロジェクトが完了すれば、チームは一旦解散し人間関係を引きずることはありません。

フリーランスプログラマーとして働くデメリット

フリーランスプログラマーとして働くデメリットは以下の4点です。

収入が安定しない

会社員と違って毎月決まった月給やボーナス、社会保険、福利厚生を享受できません。収入も自身のプログラミングスキルと交渉力に依存するため、案件の受注量が変われば収入も変動します。体を壊してしまったときも国の補償はありません。身を滅ぼすと収入に直結するため、医療保険や就業不能保険などを手厚くしておかなければなりません。

経理や手続きもやらなければならない

会社に所属している場合、経理部や営業部などそれぞれの専門部署があり、プログラミングに関する業務以外をする必要はありません。しかし、フリーランスの場合は基本的にすべて自身で行う必要があります。経費精算や確定申告、請求書発行などの手続き・営業活動・業務スケジュール管理を個人で執り行わなければなりません。フリーランス活動には、プログラミング業務以外についてもさまざまな業務が付随します。

「客先常駐型」の案件が多い

扱うプログラミングの種類にもよりますが、在宅で完結する仕事よりも客先常駐型を受注する割合が多い傾向にあります。プロジェクトメンバーの一員としてプログラミング業務を委託された場合、プロジェクトが完了するまで出社しなくてはなりません。働く場所を自由に選ぶことができるフリーランスであっても、業務の性質上「客先常駐型」になる可能性も念頭に入れておいてください。

年齢とともに案件が減少する傾向にある

定年がないことはフリーランスのメリットですが、40代後半を境に受注量が激減する傾向があります。クライアント先の担当者は30〜40代が多くを占めます。必然的に話しやすい同年代を選ぶことや、常に進化を遂げているプログラミングの知識に追いつけなくなる人が多いことが40代後半を境に受注量が激減する理由でしょう。そのため、フリーランスを目指すなら早めにスキルを身に付けましょう。

プログラミングの仕事を受注する方法

プログラミングに関する仕事依頼案件は増加する一方です。フリーランスとして受注する方法について知り、たくさんの依頼案件へとつなげましょう。

知人や現職クライアントに紹介してもらう

プログラミング言語を習得するスクールでもコネクションを作っておきましょう。自身の交友関係においてプログラミングスキルを必要としている人がいないかリサーチしつつ、自身の状況やスキルを周囲に説明しておきましょう。仕事を紹介されるチャンスは身近な人から広がります。また、獲得した案件には一件一件真摯に取り組み、クライアントから信頼を得ることが次回の発注につながることも忘れてはいけません。

エージェントサイトを利用する

フリーランス向けのエージェントサイトには、フリーランスプログラマーに向けた依頼案件が豊富に用意されています。こうしたエージェントを利用することで、自分の希望する条件と合致した案件を見つけやすくなるメリットがあります。しかし、エージェントを経由の案件は客先常駐型が多く、完全リモートスタイルを希望する方には不向きな側面もあることに注意してください。

自分の足で営業する

「自分を売り込む」営業活動はフリーランスとして活躍するために避けては通れません。たとえば、SNSを通じて自身のスキルをアピールする必要や、IT関連の交流会に参加する必要があります。地道な方法ではありますが、こうした積み重ねがあればフリーランスとして次々と受注が舞い込むでしょう。

プログラミング案件の種類

ここではプログラミングに関する案件の種類を紹介します。自分の得意とするプログラミング言語を発揮できる案件にぜひ携わりましょう。

業務システム案件

扱うことができるプログラミング言語によって案件単価が大きく変動します。難易度の低い言語に関する案件は受注しやすいものの、難易度の高い案件は実績がなければ受注には至りません。

未経験のフリーランスでは知識があっても企業案件は受注しにくいでしょう。しかし、業務システム案件についても需要と供給のバランスが崩れはじめているため、小さな規模でも受注が決定することもあります。こまめにエージェントサイトをチェックしておきましょう。

Webサービス開発案件

Webサービス開発は「フロントエンド」と「バックエンド」に分けられます。

フロントエンドは直接ユーザーの目に触れるサイト上にある文字やボタン部分などにあたります。HTML・CSS・JavaScriptなどを使用したホームページ作成が主となるため、未経験のフリーランスにも受注できやすい分野です。

バックエンドはユーザーの目には触れないWebサーバーやデータベースに関する部分などに当たります。PHP・Ruby・Pythonなどを使用してホームページ内のデータ処理や保存などを行います。サーバーやセキュリティ面の知識と経験が必要となる案件です。

スマートフォン向けアプリ開発案件

スマートフォン向けアプリ開発の場合、知識さえあれば自分でアプリをリリースすることもできます。自身のアプリで直接収入を得ることも、数多くリリースすることで経験値を積むこともできます。とくに、アプリ専用のプログラミング言語を習得していれば、希少価値があるため重宝される人材です。もちろん、すぐに企業の公式アプリにかかわることは困難でしょう。しかし、アプリを必要としている企業や個人利用者も増え続けている市場のため、今後、案件数の伸びに期待できます。

ゲーム制作案件

ゲーム制作は対応するデバイスにより必要とされるスキルの差があります。個人でゼロから制作しゲームメーカーに売り込むことも可能ではあります。ただし、収入につながるまでの時間的効率が悪く、あまりおすすめできません。自身の人脈からゲーム制作に携われば実績として箔は付きますが、初心者にはかなり難しくフリーランスとして収入を得るまではかなり長い道のりです。

フリーランスプログラマーの落とし穴

フリーランス活動を行う際に陥りやすい傾向を紹介します。

開発だけに時間を割くことができない

フリーランスの場合、経理・営業・雑務も一人で行います。開発だけに集中できると仮定してスケジュールを組むと、思わぬ結果につながりかねません。たとえば、開発以外の業務が滞ってしまうことや納期遅れを生じさせることがあります。フリーランスは徹底した「自己管理能力」が求められる世界です。プログラミングの才能がある人でも、独立する前にほかの業務についても自信があるか確認する必要があります。

収入はすぐにはアップしない

フリーランスになった初期段階は、スキル不足により受注できる案件が限られ収入につながらない問題に直面します。

原因は価格交渉におけるスキル不足や、市場の相場価格における知識不足です。こういった問題はIT関連の交流会で経験者から知恵を得ることや、営業担当として外部の人間を雇うことで解消されます。

また、単なる経験不足による案件処理能力の遅さが原因である場合は、案件をこなしていくことが重要です。納品した案件数が増えることに比例して確実に処理能力が早くなるため、必然的に収入も増えます。

自分を売り込むためのポートフォリオサイトを公開することや、SNSの活用も受注案件を増やす有効な手段です。

未払いリスクの危機管理ができていない

フリーランスの働き方には「リスク管理」能力も必要です。悪質なクライアントに捕まると報酬踏み倒しなど被害に遭う可能性もあります。契約書は必ず作成し、大手ではない企業からの受注は紹介者を介した案件に限定するなど自己防衛にも努めてください。ほかにも、契約書を交わす際には内金を受け取っておきましょう。

プログラミングの知識習得が第一歩!

フリーランスプログラマーを目指すためにはプログラミングの知識が必須です。また、効率よく学ぶためにはプログラミングスクールがおすすめです。すでにプログラミング知識がある人もプログラミング言語の幅を広げ、スキルアップに役立てることもできます。最適なプログラミングスクールを選び、フリーランスとしての第一歩を踏み出しましょう。