稼げるプログラミング言語は?学習する言語選びに困ったときは

プログラミング言語にはじめて挑戦する方に向けて、稼げるプログラミング言語を紹介します。実用的で稼げるプログラミング言語を学ぶことは目標設定もしやすく学習意欲にもつながるでしょう。中長期的に稼げるプログラミング言語を習得すれば、安定した収入を見込むことができます。また、副業・フリーランスにおける重要事項や、勉強方法、案件の受注方法も解説しています。ご自身の目標に応じて読み進めてください。

200種類以上あるプログラミング言語

プログラミング言語とは人間とコンピューターのコミュニケーションツールです。コンピューターにおける処理が速くなったことと、プログラムの種類が増加したことにより、新たなプログラミング言語が開発され続けています。ただし、200種類以上あるプログラミング言語のうち実際に使用されている言語は10%程度に過ぎません。

需要のある言語を選び、学習を進めましょう。

稼げるプログラミング言語の特徴

プログラムが使用される国や時代と共に、稼げるプログラミング言語は常に変化します。IT業界の飛躍的な進化を背景として、特に今後期待されている技術はAI・IoT・5G・VRの領域です。実際に着手する前にトレンドはもとより、作りたいサービス・必要な言語・収益性・習得難易度を包括的にチェックしておきましょう。現在と今後の予測を確認して、中長期的に安定して収益が得ることができる言語は何か把握しておくことが大切です。

国別で差異がある:国によって稼げる言語は違う。日本はWeb系言語 

稼げるプログラミング言語は世界共通ではなく、国や地域ごとにトレンドがあります。現在の日本では、楽天などトップ企業が使用しているWeb系プログラミング言語を習得した人材が重宝されています。現在もWeb企業が多く誕生しており、Web系エンジニアの需要に対して人材の供給が追いついていない状況です。Web系の案件単価が上がっているため、Web系のフリーランスプログラマーは高い収入を獲得しています。また、Web系言語以外にも、急速に発展しているAIやビッグデータの解析に使用される言語も需要が高まっています。将来性がある分野で気になる言語を選択しましょう。

稼げる言語の特徴:単価、案件数、希少性、将来性

稼げる言語とは需要と希少性がある言語です。具体的にはデータ解析に使用されるR言語、Googleが開発したGo言語などは今後伸びるIT領域で使用される言語です。特定領域が成長すれば使われている言語の需要も増えるため、案件数も多くなります。稼げる言語かどうか判断する際は、使われているIT領域の成長予測と案件数に着目しましょう。

また、Androidアプリ開発に使用されるKotlinも稼げる言語です。人工知能や機械学習を司るAI開発に使用されるPythonやJavaScriptも有望株でしょう。逆に、汎用性の高さから日本で大規模システム開発に多用されているJavaや、主要なプログラミング言語であるC#は既に多くのエンジニアが取り組んでいるため、稼げる言語でなくなりつつあります。

初心者が稼げる言語:Ruby、PHP、Python

先述の通り、日本でプログラマーとして就職する場合は企業ニーズが高く、案件数が多いRuby・PHP・Pythonを習得すると転職でも有利に働きます。他のプログラミング言語と比較して習得難易度が低いため、初心者でも早期に実務レベルに到達できます。携わりたい分野とそこで使用されている言語も加味しつつ、学習する言語を絞り込みましょう。以下に初心者向けの稼げるプログラミング言語であるRuby・PHP・Pythonを説明します。

Ruby

1995年に登場したプログラミング言語です。プログラムの登場人物を「オブジェクト」として扱う、オブジェクト指向スクリプトに分類されています。Rubyの特徴は分かりやすい文法でしょう。Rubyをつかえば、Webサービス、Webアプリ、SNSを作成できます。さまざまな分野で使われており、案件数もスタートアップ企業を中心として豊富にあります。

PHP

1995年に登場したプログラミング言語で、Web開発用のスクリプト言語です。初心者向けで構文がシンプルで学びやすいでしょう。HTMLと相性がよく、HTMLを埋め込む機能もあります。PHPを学べばWebサイトやWebアプリを作ることができます。Rubyと共に案件数が多く、地方ではPHPを扱う企業が多いことから、学ぶ価値は大いにあるでしょう。

Python

1991年に登場したプログラミング言語です。コード記述がシンプルで、汎用性が高いため人気を集めています。YouTube・Instagram・PintarestなどWebサービスの開発、SNSの顔認識、Googleの表示画像検索など人工知能を開発することに利用されています。これから伸びる分野に使われている言語のため、Pythonもおすすめの言語です。

最低限必要とされるプログラミング言語

最低限学ぶ必要があるプログラミング言語はHTML・CSS・ JavaScriptです。上記で説明したRuby・PHP・Pythonは初心者でも習得しやすい言語ですが、小規模開発に特化しているため汎用性が低い言語です。HTML・CSS・ JavaScriptは大規模なプログラムも開発できる汎用性の高い言語であり、プログラミングの基本とされています。プログラミングで稼ぐためには避けては通れない言語です。

HTML

HTMLとはHyperText Markup Languageの略称です。ウェブページを作成するために開発された言語で、Webページのテキストやレイアウトの構造を定義する書式です。IT業界では基礎となる言語でありCSS・JavaScriptと比べると習得期間も短いため、ぜひ学んでおきましょう。

CSS

CSSはCascading Style Sheetsの略称です。HTMLで書かれたページを視覚的に見やすく変える言語です。CSSもHTML同様、IT業界においては基本的な言語のため、HTMLを学んだらCSSもあわせて学習することをおすすめします。

JavaScript

1995年に登場した言語。オブジェクト指向のプログラミング言語です。当初はWebサイトに動作を付与するための言語として開発されましたが、のちにスマートフォンのアプリ・ゲーム開発やIoTなどの分野で活用されるようになりました。HTML、CSS、JavaScriptはプログラミング言語の基本のため、3つあわせてぜひ習得してください。

将来性のないプログラミング言語

これまで初心者でも習得しやすく需要の高いRuby・PHP・Python、プログラミングの基本であり最低限身に付けておきたいHTML・CSS・ JavaScriptを紹介しました。その一方で身に付けても稼ぐことができないプログラミング言語も存在します。より機能的なプログラミング言語への移行により需要が減少している言語は、習得したとしても案件受注や就職に結びつきません。限られた学習時間を有効に使うために将来性のない言語とその理由を紹介します。

仕様の古いCOBOL

1959年に登場した言語です。文系の人材でもプログラムできるように英語に近い語彙や構文が用いられています。金融系や生命保険系のシステムに利用されている言語ですが、クラウド活用の高まりとともに衰退が予測されています。

iOS開発に使用されるObjetive-C

1984年に登場し、C言語をベースにオブジェクティブ指向のシステムへ拡張した言語です。macやiOSの標準開発言語の方が扱いやすいため、人気は低迷すると予測されています。

Webアプリ言語のPerl

1987年に登場した言語です。実用性と多様性に重きを置いたプログラミング言語です。主としてWebアプリケーション、システム管理、テキスト処理などに利用されていました。近年Webアプリケーションで使用する言語としては他の言語の方を使用するケースが増えており、Perlの新規案件は減少傾向にあります。

iOS開発に使用されるSwift

2014年に登場した言語です。Appleが開発・提供するiPhone、iPod touch向けのモバイルオペレーティングシステムであるiOSの開発は、以前はSwiftでしかできませんでした。現在はPythonなど他の言語でもできるようになったため、Swiftの需要は年々減少しています。

純粋関数型のHaskell

1990年に登場した言語です。すべての処理を純粋関数のみで記述する純粋関数型プログラミング言語です。関数型とは、課題に対して課題の性質を関数の組み合わせで記述していくプログラミング手法を意味します。遅延評価の扱いが難しく、日本国内では知名度が低いためビジネスで使われることも少ない言語です。

言語以外に身につけておくと有利になるスキル

プログラミング言語を習得して副業やフリーランスを開始して軌道に乗った後、活動を拡大したい場合は言語以外にも習得するべきスキルがあります。事前に言語以外の知識を集めておけば、より長期的な視野で将来のプランを立てやすくなるでしょう。

プロダクトマネージャーの知識と経験

プロダクトマネージャーとは、ソフトウェアなど成果物やプロダクトの価値を高め、売上目標の達成を担う立場です。成果物を生産するための立案・指示・進捗管理・マーケティング・ユーザーに対する調査など、包括的にプロダクトの生産から販売までにおける管理を受け持ちます。実務経験のある人材が少ないため、フリーランスエンジニアでも高単価の業務です。

クラウドの知識

クラウドの知識や、クラウド環境を自身で構築するスキルがあれば受注の幅をさらに広げることができます。たとえば、Amazonが提供しているクラウドのコンピューティングサービスであるAmazon Web Serviceが該当します。

インフラの総合的な知識

ITインフラの設計・構築・運用を担うインフラエンジニアの知識とスキルがあれば、受注を増やすことができます。ITインフラ業務は、サーバー環境の構築や運用・ネットワーク・セキュリティ対策など多岐にわたります。今後ますます重要性が高まるため概要を押さえておきましょう。

副業・フリーランスで稼ぐ

プログラミング言語を身に付ければ、好みのライフスタイルに合わせて副業やフリーランスで収入を得ることができます。副業やフリーランスについて、そのメリット・デメリット・勉強方法・その他に必要なスキルや実際の受注の仕方などを確認しましょう。

副業・フリーランスで稼ぐ下準備

携わりたい分野とそこで作られているプロダクト言語を確認しましょう。該当するプロダクト言語の単価、案件数、将来性なども確認し、安定して仕事を継続できるかどうかも調べておくことが肝心です。習得言語を決めたら現在の生活でムリなく学習できる方法を調べましょう。どれくらいの期間で学習を終えていつ頃から副業やフリーランス活動を開始できるか、実行可能な計画を立てましょう。

副業・フリーランスで稼ぐメリット

副業やフリーランスは自由度が高く、選ぶ言語次第でより高い収入が期待できることが魅力です。受注の量を自分でコントロールでき、自己裁量で仕事内容や働き方を決めることができます。IT業界の業務は多岐にわたっており、案件も多いため他業界のフリーランスとりも安心して仕事に取り組むことができます。

副業・フリーランスで稼ぐデメリット

プログラミング初心者の場合は案件を受注できるまで時間がかかります。信頼を獲得して受注を継続するには、当然ながら業務の質を維持しなければなりません。将来を見据えて、さまざまな角度からメリットとデメリットを加味しつつ、それぞれの希望に見合った将来設計をおすすめします。

プログラミング言語の学習方法

プログラミング言語の学習方法を決める際は目標をしっかり定めましょう。いつ頃からどのような分野で受注したいかを明確にすることが大切です。現在の生活環境と目標とする言語の学習難易度を考慮して、適切で効率がよい学び方を探しましょう。

プログラミングスクールに通う

即戦力になる実力を身に付けるには、プログラミングスクールが最も効率的な学習方法です。プログラミングスクールに通うなら初心者でもスキルを最短・最速で学習できます。就職のサポートを行っている学校もあるため、相談にも応じてもらえて心強いでしょう。

プログラミング学習サイトを活用

プログラミングの学習サイトを利用すれば、自分のペースで安価に学ぶことができます。しかし、サポート体制がないため、学習中につまずいてしまっても独力で解決しなければならなりません。

書籍などを購入して独学で学習する

低コストかつ自分のペースで学習できる方法です。しかし、プログラミング言語の習得は実践形式で学ぶとより頭に入りやすいため、書籍による学習は向いていません。また、プログラミング言語関連の書籍は専門性が高くなると高額になるため、オンライン学習やスクールに投資する方がより実利的です。

フリーランスの案件受注方法

学習段階が終了したらポートフォリオを作成し、ランサーズやクラウドワークスと言ったクラウドソーシングで受注しましょう。最初は手が付けやすく納期に余裕がある案件を選び、一つひとつ丁寧にこなしましょう。クライアントとは丹念に連絡を取りましょう。そうすることで、継続的で安定した受注につながります。

収益性の高い言語を身に付けよう

働き方も多様化し副業やフリーランスで働くことも珍しくない時代です。プログラミング言語を学ぶことにより新たなやりがいを見つけ、収入を増やすことは以前に増してより身近なものとなりました。プログラミング言語を駆使してサイト、システム、アプリの制作にご関心がある場合は、どんな学び方があるかだけでも調べてみる価値があります。プログラミング言語の習得を決めた場合は、稼げる言語を選択肢に追加しましょう。