Python言語を使えばWebアプリが開発できる?学習方法を解説!

IT化に伴い、Webアプリの需要が高まっています。中には個人でWebアプリを開発する人もおり、様々な人がアプリ開発を手掛けているのが現状です。

Webアプリを開発する際には、様々なプログラミング言語が活用されますが、その中でも注目されているのが「Python言語」になります。

Python言語はどのようなプログラミング言語なのか、今回はWebアプリを開発するための学習方法について解説していくので、参考にしてみてください。

目次

Webアプリとはどんなもの?

そもそもWebアプリとは、どのようなものを指しているのでしょうか。基本的にWebアプリとは、インターネット上で利用できるアプリケーションサービスのことを指していて、ユーザーの要望に対して適切なレスポンスを行うシステムのことを指しています。

例えばWebサイトへのアクセスの際に、マイページへのログインなどに使用されるシステムがWebアプリです。

Webアプリを構成する上で欠かせない、「フロントエンド」と「バックエンド」というものがあるので、それについて解説していきます。

ユーザーが視覚的に確認できる「フロントエンド」

Webアプリを構成する中で欠かせないのが、視覚的に確認できる「フロントエンド」です。ユーザーがWebページのデザインを見ることができる部分がフロントエンドで、サイトでやり取りを行う際に重要な要素となります。

その中でフロントエンドを構成しているのは、プログラミング言語の「HTML」・「CSS」・「JavaScript」です。

HTMLはWebサイトの文章やリンクを設定する際に活用される言語で、ユーザーが見やすいように加工する時に使用されます。

CSSについては、文章の配置や色を決める時に使用されるプログラミング言語です。見やすさやデザインを決める上で重要な役割を担っています。

JavaScriptは動的な加工を行うプログラミング言語で、何かしらの行動をユーザーが起こした時に、文章などに変化を加える時に使用されることが多いです。

このように、フロントエンドではユーザーが興味を引くWebサイトにするために、オリジナルティ溢れる加工を施すことができます。

見えない部分を加工する「バックエンド」

ユーザーが見ることのない部分ですが、データベースやサーバーの情報と連携して、フロントエンドに情報を与える役割を担っているのが「バックエンド」です。

バックエンドでは、ログインの時にユーザーが入力した情報を取得して正しい情報なのか、データベースを通じて認証するなどの作業を行ってくれます。

バックエンドでは「Ruby」・「PHP」などのプログラミング言語を使用することが多いです。どちらもログイン時のデータを処理する際に活用される言語なので、バックエンドを構築する上で必要になります。

 Python言語でWebアプリは開発できる?

機械学習などで使用されるPython言語ですが、Webアプリを開発する時には、どのように活用されるのでしょうか。Python言語でWebアプリの開発ができるのか解説していきます。

データ分析のWebアプリを開発するのに最適

Python言語は機械学習などで使用される言語で、Webアプリ開発に利用すれば、データ分析を行ってくれるプログラムを組み込むことができます。

自動でデータを分析してくれるので、便利なWebアプリを開発することができるでしょう。

シンプルで初心者でも覚えやすい言語

Python言語をWebアプリの開発に導入するメリットとしては、シンプルな構造をしている言語であるため、初心者でも覚えやすいのが特徴です。

気軽に使えるプログラミング言語なので、挫折することなくWebアプリを構築することができるでしょう。

 Webアプリを作るならどう学習すれば良い?

Webアプリを開発する場合、どのような方法で学習すれば良いのでしょうか。おすすめの学習方法をプログラミング別に紹介していくので、参考にしてみてください。

 HTML & CSS

Webアプリを開発するために必要なプログラミング言語であるHTML & CSS言語を学ぶなら、「Progate」がおすすめです。様々なコースが用意されており、初心者の方でも実践できるように初級編からコースが選べます。

お試しの無料版もあるので、どのような感じで学習できるのか一度使ってみてください。

JavaScript

JavaScript言語もWebアプリを構築する上では、欠かせない言語の一つです。Progateでも学ぶことができるので、HTML & CSSと一緒に学習すれば、Webアプリの開発に近づくことができるでしょう。

また「ドットインストール」でも学習できるので、使い勝手が良い方法を選択してみてください。

Python

機械学習などに利用できるPython言語についても、Progateであれば基礎から学ぶことができます。様々なコースが用意されているので、順を追って学んでいくと良いでしょう。

効率よく学ぶならプログラミングスクールがおすすめ

Webアプリの開発で、プログラミング言語の基礎を学ぶならProgateでも十分です。しかし実際にアプリ開発をできるほどのプログラミングスキルを身に付けるなら、プログラミングスクールに通った方が良いでしょう。

プログラミングスクールでは、Webアプリに必要な言語が学習できるだけでなく、Webアプリ開発のノウハウまで指導してもらうことができます。

短期間で本格的なWebアプリ開発まで学習できるので、IT業界で活躍したいならプログラミングスクールで学習した方が良いです。

Webアプリ開発の効率を高めるPythonのフレームワークについて

一からWebアプリを開発するためには、時間がかかりすぎてしまいます。そんな時におすすめしたいのが「Python」のフレームワークです。

フレームワークは枠踏みという意味があり、Webアプリを開発する上で便利に活用できます。一からコードを書くのではなく、一部を書き換えることで自分好みのWebアプリに仕上げることが可能です。

またPythonのフレームワークを利用すれば、豊富なライブラリが使用できるので、アレンジを加えることができます。

具体的に、どのようなPythonのフレームワークがあるのか解説していきましょう。

 Django(ジャンゴ)

Django(ジャンゴ)はWebアプリを開発するために必要な、フロントエンドとバックエンドが構築されているため、便利な機能が利用できます。

自分で手を加える部分を減らしてWebアプリが作成できるので、コードを書く手間を省くことが可能です。

またDjango(ジャンゴ)では、比較的規模の大きいWebアプリの開発が手掛けるので、満足いくWebアプリの開発ができるでしょう。

初めて利用する方のために、チュートリアルも用意されているので安心して使うことができます。

 Flask(フラスク)

シンプルな構造をしているフレームワークが「Flask(フラスク)」です。機能は比較的少ないのですが、使い勝手が良いので初心者の方でも利用しやすいのが魅力となっています。

簡単なWebアプリであれば、少しコードを書き込むことで作成できるので、練習にはおすすめです。

初心者の方でも安心して利用できるドキュメントがあるので、まずは使い方を学習してから使ってみてください。

 Bottle(ボトル)

シンプルなフレームワークとなっているのが「Bottle(ボトル)」です。一つのファイルにコードがまとめられているほど、軽量な内容となっているので、使いやすいのが特徴になります。

ちょっとしたWebアプリを作る時におすすめなので、開発の練習として利用してみてください。

 Tornado(トルネード)

高速に動作するWebアプリを開発したい時におすすめのフレームワークが「Tornado(トルネード)」です。Tornado(トルネード)は英文で記述されている部分が多いので、少し使いにくいかもしれません。

しかしフレームワークとして優秀な面が多いので、Webアプリを開発する時には便利に利用できるでしょう。

 Python言語を活用してできること

Python言語はWebアプリを作るだけでなく、様々な物を作ることができます。具体的に、Python言語を活用すれば、何ができるのか解説していきましょう。

機械学習

Python言語は主に機械学習の開発に利用できます。将来性の高い分野なので、これからも企業の需要が高まる可能性あるでしょう。

今では様々な場所でAIは活用されています。Python言語を習得しておけば、そういったAIアプリの開発に携われるかもしれません。

Webアプリ作成

Python言語を利用すれば、Webアプリを作り上げることができます。ユーザーが入力したデータを元に、必要な情報を保存したり情報を提示したりすることが可能です。

シンプルな構造から複雑な構造まで、様々な使い方ができるので、オリジナル性溢れるWebアプリを作成できるでしょう。

ゲームを作る

Python言語を活用すれば、簡単なゲームを作ることができます。2Dゲームや3Dゲームなど、様々なゲームが作れるでしょう。

簡単なブロックが落ちてくるようなゲームであれば、Python言語を活用すれば製作できます。

さらにフレームワークを利用すれば、一からゲームを作らなくても一部のコードを書き加えることで製作可能です。

情報収集するためのツール

クローリングなどの技術を活用すれば、自動的にデータを収集することができます。ユーザーの情報収集を行えば、どのような不満や要望があるのか、データ分析することが可能です。

フォームにテキストを入力できる機能を搭載すれば、Webサイトからユーザーがコメントを残すこともできます。

データ処理や分析機能を付ける

Python言語を使用すれば、大量のデータも一瞬で処理するなど柔軟な対応を実現することが可能です。Python言語のライブラリでは、数値計算を行ってくれる「NumPy」やデータ解析してくれる「Pandas」などが豊富に用意されているので、充実した機能をWebアプリに搭載できます。

充実したWebアプリが実現できるので、効率よくデータを利用することができるでしょう。

 Python言語を学習するメリットについて

Python言語は様々な開発に利用されるため、便利に使えるプログラミング言語となっているのが特徴です。そんなPython言語を学習するメリットとは、どのようなことが考えられるのか詳しい内容を解説していきます。

コードがわかりやすいオフサイドルールが適用される

Python言語はシンプルな構造でわかりやすいと言われていますが、その理由は「オフサイドルール」にあります。オフサイドルールはブロックごとに字下げが行えるので、全体的にスッキリして見やすいコードを実現することが可能です。

初心者の方でも導入しやすく、ミスも発見しやすいので初めて覚える言語としてもおすすめになります。

便利なライブラリが多数用意されている

Python言語では、便利なライブラリが豊富に用意されているため、アプリ開発を行う時に有効利用できます。ライブラリのおかげで、Python言語で新しく書き加えるコードは少なくて済むため、手間を省くことが可能です。

スムーズに開発を行うことができるので、アプリを開発する際に時間をかけずに対応できます。

他の言語と比較しても文法がシンプル

Python言語の文法は、比較的シンプルな構造となっているため、プログラミング未経験の方でも読み書きしやすいのが特徴です。そのため、ミスが少なく、ミスがあったとしても修正箇所が判別しやすいプログラミング言語となっています。

様々な分野で利用されている実績を持っている言語

Python言語は様々な分野で活用されている実績を持っているので、就職・転職先が多いというメリットがあります。特にデータ処理やAI開発といったことに利用される言語なので、将来性も期待できるでしょう。

実際、YouTubeなどのWebサービスにもPython言語が利用されているので、これからも需要が高くなることが期待できます。

ソースコードが比較的少ない言語

Python言語は、他のプログラミング言語と比べるとソースコードが少ないのが特徴です。ソースコードが少ないため、シンプルなコーディングでわかりやすい言語となっています。

またPython言語はコードが少ないので、簡単な構造なら短時間で構築することが可能です。

 Python言語を学習するデメリットについて

Python言語は文法がシンプルで、初心者にもおすすめのプログラミング言語です。しかし中にはデメリットに感じる部分もあります。

どのような部分がPython言語のデメリットなのか、詳しい内容を紹介していくので参考にしてみてください。

実行するための速度が遅い

Python言語は比較的実行速度が遅い傾向にあるため、システムを導入する時に状況によっては使い勝手が悪いと感じる可能性があります。実行速度を速くしたいなど、重要なシステムを構築する時には他のプログラミング言語を利用した方が良いケースもあるでしょう。

Python言語は様々なサービスやアプリに利用できますが、実行速度は遅い特徴を持っているので、事前に把握しコードの構築を行う必要があります。

日本での利用はまだ少ない

Python言語は世界的に人気のあるプログラミング言語ですが、日本ではまだ利用されているWebサイトなどが少ない傾向があります。そのため、日本語サポートに対応しているWebサイトが少なく、参考にしにくいのが難点です。

独学でPython言語を学ぶことは難しいので、専門的なプログラミングスクールなどから学習を進めた方が良いでしょう。

コードを書く時にはインデントが必要になってくる

Python言語のコードを書く時は、字下げが必要になるため、ブロックを1つの処理と勘違いしてしまうことがあります。そのため、コードを書く時にはインデントが必要になってくるでしょう。

インデントなしでコードを書いてしまうと、正しい処理が行われずにエラーの原因になってしまいます。Python言語でコードを書く時は、インデントには十分に注意が必要です。

メソッドを定義する時には第一引数にselfが必要

Python言語はメソッドを定義する時には、第一引数にselfを使用する必要があります。理由としては、メソッドにアクセスする際に、引数としてオブジェクトが必要になるためです。

 Python言語の将来性に期待できる?

Python言語は様々な分野で活用されており、海外でも人気の高い言語となっています。そのため、日本でも需要は伸びてきているのですが、将来性はどうなのでしょうか。

Python言語の将来性について、詳しい内容を解説していきます。

企業がPython言語の導入を検討している

日本では海外ほど利用されていないPython言語ですが、機械学習の分野など様々な方面で活躍が期待できることから、日本企業でもPython言語の導入が検討されています。

特にデータを活用できるWebサービスの運用にPython言語が利用されるケースが増えているので、今後もPython言語は活躍が期待できるでしょう。

他にも、Python言語を利用したWebアプリやWebサービスも増加傾向にあるので、十分に将来性はある言語と言えます。

データの統計解析分野で活躍が期待できる

Python言語は統計解析分野で利用できるプログラミング言語なので、これからも成長を続けていくことが期待できます。特にPython言語は、データ分析や解析に便利な言語なので、様々なWebサービスで利用できるでしょう。

また統計解析のWebアプリを構築するために活用できるライブラリも多いので、導入のハードルも下がってきています。

AI開発・機械学習の分野で利用できる

近年ではAI開発・機械学習の需要が高まっています。その中で、Python言語はAI開発・機械学習の分野で活用できるので、将来性が高い言語と言えるでしょう。

これからはAIの普及が期待されているため、Python言語を習得していれば、採用してもらえる企業が増えてくる可能性があります。

データサイエンティストになるなら習得しておきたい言語

データ分析を行う人材である「データサイエンティスト」は、近年需要が増加しています。そのため、キャリアアップとしてデータサイエンティストを目指すなら、Python言語は習得しておきたいでしょう。

 Python言語を習得するならどのプログラミングスクールに通えば良い?

Python言語を習得するためには、プログラミングスクールに通った方が効率よく学習が進められます。Webアプリ開発のノウハウも指導してくれるので、費用はかかりますがプログラミングスキルは身に付くでしょう。

どのプログラミングスクールなら、Python言語を指導してくれるのか、おすすめのスクールを紹介していきます。

 Tech Academy

完全オンラインでプログラミングを教えてくれるのが「Tech Academy」です。Tech Academyは、経験豊富な講師がマンツーマンで指導してくれるので、効率よくプログラミング学習を進めることができます。

AIコースやデータサイエンスコースから、Python言語を学ぶことができるので、自分が目指す職業に合わせてコースを選択してみてください。

無料体験を受けることもできるので、まずはどのような学習方法で指導してくれるのか参考にしましょう。

テックキャンプ

テックキャンプでは、AI(人工知能)入門のカリキュラムでPython言語を学習することができます。機械学習の基礎的な部分を学ぶことができるので、初心者の方でも気軽に受講することが可能です。

実践的な部分を指導してもらうこともできるので、IT業界で活躍するためのノウハウも教えてもらえます。

まとめ

Python言語を活用すれば、Webアプリを開発できるだけでなく、AI開発など様々な分野で活躍できます。独学で学ぶこともできますが、初心者の方はプログラミングスクールで学習を進めた方が効率よく学ぶことができるでしょう。

またPython言語はシンプルな文法であるため、初心者でも覚えやすいプログラミング言語ですが、実行速度が遅いといったデメリットがあります。

まずはプログラミングスクールで、プログラミング言語の基礎を学び、Python言語でWebアプリを作成する方法を講師から指導してもらいましょう。