WordPressで利用できるショートコードとは?作成するメリットと注意点を解説

WordPressを使う際、ショートコードを入力するだけでよく使用する定型文を表示させ、複雑な処理を瞬時に行うことができます。そのため、作業時間を大幅に短縮できます。

しかし、ショートコードと言われても作成の仕方や使用方法がわからない方もいるでしょう。

今回の記事では、ショートコードを初心者でも簡単に使える方法と作成のメリット・デメリットを解説します。

この記事を読んで、WordPressでの面倒な作業を効率化しましょう。

WordPressで使えるショートコードとは?

ショートコードとはショートカット機能のようにさまざまな動作を短いコードに置き換えることです。

労力を最低限に抑えつつ、複雑な処理を初心者にも扱えるようになります。

たとえば、よく使う定型文をショートコード化して作業を効率化させることや複雑な処理が必要なフォームの設置を短いコードを入力するだけで表示させることもできます。

PHP処理も可能なため、自分に合った使い方で利用することが可能です。

投稿ページや固定ページのみならずテキストエディタでも書くことができます。

WordPressでも作業を効率化させるために必須のため、使いこなせるようにしておきましょう。

ショートコードを作成するメリット

ショートコード作成には様々なメリットが存在しますが、実際どんなメリットがあるのかを詳しくみていきましょう。

作業時間が短縮できる

よく使用する文章のショートコードに用意しておくことで、入力時間を短縮できます。

関連する投稿の出力といった、事前にショートコードを作っておけば複雑な処理も素早く行うことが可能です。

無駄な労力を何度も使うことを避けられるため、効率の良い作業になり、1日あたりの作業量がかなり増えるでしょう。

慣れれば初心者でも使いこなせる

WordPressにはさまざまな便利機能がありますが、慣れを必要とするものが多く、初心者が使いこなすことは困難でしょう。

しかし、ショートコードを知っていると慣れていない方でも複雑な処理を短いコード入力だけで使用できます。

ショートコードを使いこなすことはWordPressを使いこなすことと同義といってもいいでしょう。

ショートコードを作成するデメリット

ショートコードのデメリットも知っておくことで大きなミスを避けることができます。

使用する前にしっかり確認しておきましょう。

ミスがあるとサイト全体に影響が出る

ショートコードを記述するファイル「functions.php」はサイト全体に関わるファイルです。そのため、「functions.php」のファイル内のコード作成で誤りがあるとサイトが動作しない可能性があります。

1文字でもコードが違っているとエラーの原因になるため、ミスのない正確な作業が必要です。

慣れないうちは正確にタイピングできているか確認しながら、ゆっくり作業を進めることでミスを減らすことを心がけましょう。ひと通り作業を終えた後にセルフチェックやツールを用いたエラーチェックを行っても対策可能です。

必要なショートコードを選別できる知識が必要

ショートコードにコーディング経験は不要ですが、必要のないショートコードまでむやみに追加していると「functions.php」ファイルが肥大化しページの表示速度が低下します。

ページの表示速度が低下すると、訪問者のストレスになりページの離脱率が高くなってしまいます。また、Googleの検索エンジンの表示順位も低下しまう恐れがあります。

そのため、本当に必要なショートコードだけを選別できる知識が必要です。

必要なショートコードを選別して計画的に追加するためには、WordPressの知識加えてPHPやHTMLの知識も求められます。

知識不足はエラーにもつながりかねないため、事前に勉強しておくとよいでしょう。

実際にショートコードを作成するには

ショートコード作成には、手動で入力して作成する方法とプラグインを使う方法の2種類があります。プラグインを使う方法は比較的簡単で初心者向きです。

初心者でもプラグインを使えば簡単

さまざまな用途に合わせたショートコードが利用可能になるShortcodes Ultimateやショートコードの設定が簡単にできるPost Snippetsなどのプラグインをインストールすると、初心者にも簡単にショートコードを使うことができます。

Shortcodes Ultimateは用意されているコードをそのまま利用できるため「functions.php」に記述する必要がありません。そのため、サイト全体のエラーが起きにくいでしょう。

特に、初心者の方はエラーを起こす可能性が高いため、プラグインを使う方法がおすすめです。

「functions.php」内にショートコードを追加

呼び出したい関数を「function.php」内に書きます。

これだけではショートコードを使うことはできないため、ショートコード定義を行って使えるようにします。

「add_shortcode(‘ショートコード名’, ‘使用する関数名’)」という順番に記述すると定義できます。

ショートコード名は自分の好きなように設定できるのですが、できるだけわかりやすく短いものが望ましいでしょう。

そして、作成したショートコード名を投稿画面で入力すれば、設定した機能の出力がされます。

デフォルトのショートコードを使う方法も

WordPressには自分で設定しなくても使用できるショートコードが6つ搭載されています。

・音声ファイルを埋め込める「オーディオ」

・動画を埋め込める「ビデオ」

・画像キャプションを挿入できる「キャプション」

・埋め込みアイテムのサイズ変更などを設定できる「挿入」

・オーディオ・ビデオファイルのプレイリストを作成できる「プレイリスト」

・画像ギャラリーを挿入できる「ギャラリー」

使い方はシンプルです。たとえば「ギャラリー」を使いたい場合、

という記述のみです。

「オーディオ」はと記述し「ビデオ」ならと記述します。

といったように属性も追加できるため、自分なりに工夫してみるといいでしょう。

作成の際に覚えておきたい注意点

ショートコード作成の際に起こるミスはサイト全体に影響を及ぼすため、作成の前に対策しておく必要があります。

こちらでは、ミスの影響を最小限に抑えるための注意点を紹介します。

バックアップをとっておく

「functions.php」のバックアップをとっておくことで、いつでもデータを復元できるようにしておきましょう。

ショートコードはサイト全体に関わるファイル「functions.php」に記述します。そのため、ひとつのミスがサイト全体に影響し、管理画面すら表示できなくなってしまうことがあります。

管理画面を表示できなくなると修正ができません。バックアップを取っていないと修正も復元もできず、サイトの構築を一からやり直す必要があります。

最悪の事態にならないようにバックアップは忘れずとっておくことをおすすめします。

コメントを残しておく

コメントを残しておくことで変更履歴が一目でわかるようになります。

「functions.php」には初期状態でたくさんのコードが記述されています。そのため、後から見返したときに「どれが自分の作成したコードでどのような機能を追加したのか」がわからなくなります。

コメントがあれば修正が必要になったときにも修正すべきポイントがすぐに発見できるため、時間と労力の削減にもつながります。

それほど手間のかかる作業ではないため、積極的にコメントを残すようにしましょう。

便利に使えるショートコードを作業に役立てよう

ショートコードを自分で作成できるようになると非常に便利です。

初めのうちは他の人が作成したプラグインを活用し、慣れてきたらプログラミングを勉強してショートコードの作成を目指してみてもいいでしょう。

勉強に時間はかかりますが、今後も長期間にわたってWordPressを使用する場合、将来的にみるとかなりの時間を節約することができます。ショートコードからプログラミングの勉強に思い切って挑戦してみてはいかがでしょうか。